株式会社プランシードのブログ

株式会社プランシードの社長と社員によるブログです。
会社のこと、仕事のこと、プライベートのこと、あれこれ書いています。

その88.SIGOTOは続くよどこまでも

2013-01-25 16:36:13 | 制作会社社長の憂い漫遊記
毎年恒例のイベントが1月21日AM6時から設営、
22日AMリハ/PM本番、23日本番で行われた。


(壁面に麦畑の写真を張り合わせて無機質の展示会場を麦畑にする)

私は企画・現場監督を担当するが、同じイベントの別部署で行われる
会議資料(印刷物)のディレクションも拝命し、今年は例年通り、
否、例年よりも過酷な正月休みとなった。
結局休めたのは三が日のみで、4日からは土日祝も休みなしで本番を迎えた。
しかし三が日を休めたことで、今のところ疲れは感じないし、極度の肩こりもない。
つくづく今回もスタッフに恵まれた。
21日からのイベントの設計士とは初めての仕事だったが、
非常に気持ちよく仕事ができた。
だいたいCADで図面を書くほどの予算のある仕事は最近少ない。
もちろんどんなイベントでも図面は書かねばならないが、
イラストレーターかExcelの方眼紙でやらねば採算が合わない状態で、
あとは経験と感で現場で対応する。
かなり厳しい対応を迫られるが、予算を鑑みると致し方ない。



(展示会場内には倉庫を立てて中に機械を展示したが
その倉庫は2階部分をまず完成させ、リフトアップして1階部分を完成させた)

設営1日前にようやく総てのメドが立ち、スッキリと本番を迎えられた。
雪を心配したが天気もまずまず。
無事終えて、請求書を出し、スタッフにしっかりギャラを払えば、
私の仕事もようやく「完」となる。
イベントにはエンドクレジットはないのだが、
クレジットを入れたい仕事振りに感謝、感謝だ。
ありがとうございました。


我々の仕事は、1作品ごとに完結する。
良くも悪くも始まったものは必ず終わる。
逆にいえば、「終わりが見えているから、全力をかけられる」ともいえる。
監督としての仕事に終わりはない。
やっている時が、次の仕事の蓄えとなり、骨となり身となる。
作り手に終わりはない。常に己を高める努力をしなければ
作り手でいる必要はない。

SIGOTO(仕事)は続くよどこまでも。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿