「イラストレーター」というデザインソフトがある。
もちろんわが社にもある。
もちろん私は使えないし、使う必要性はないと思っている。
かって私の書く台本や企画書は手書きだったが、
いつしかワープロを使うようになり、
今ではワードやエクセルで作っている。
学校に行ったり、誰かに教えてもらったわけではなく、
我流なのでおそらく機能の50%位しか使えていないハズである。
もちろんそれとてもわからない。
だがしかし、私は今でも印刷物やツールなどの企画書は、
手書きのイラスト入りで提案することも多い。これがすごく受ける。
その手書きを元に、イラストレーターを使って再提出すると
「何だか味がなくなった(泣)」と言われる始末。
もちろん手書きには味はあるが、ガッカリさせるの最大の要因は
イラストレーターなら10級以下の文字でも平気で挿入できるし
字体も工夫できる。文字にエッジを付けたり、
座布団を敷くことも簡単にできる。
まるで飲み屋のおねえちゃんを昼間スッピンで見たら
誰だかわからない現象、夜はうまく化粧してバケラッタするのだ。
つま~り、やたらと情報過多になっているということだ。
しかし、手書きならFの芯を使っても10級まで、
私愛用のB2の芯なら12級以上の級数にならざるを得ない。
字体は多田流ノタクリ文字、せいぜいミミズのような線で囲うが
アンダーライン位の装飾しかできない。
そうなるとA4版が完成印刷物なら情報を精査せざるを得ず、
それが見やすさやインパクトにつながっている。
サラ金や銀行、保険のTVCMの但し書きは、
ハイビジョンでも読めない小さな文字だ。
「とりあえず注意喚起しているし・・・
借りる人が見てないから悪いんだ」論法だが、最近のCMは悪質だ。
なぜなら、そもそも映像は情報ツールではなく、
その気にさせる感情ツールなのだから。
先日、私の娘がイラストレーターを使いたさに
土日を利用してわが社に乱入。
どうやらPC世代にとってイラストレーターは、
ワードやエクセル級に一般化しているようた。
プロが表現の善悪も心に秘めて使うソフトを、
「使いやすいから」という理由でいとも簡単に使う。
確かに使えば便利だし、表現の幅は確実に拡がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/a5/79b9582416d6bd9ff3336a750e4a0cfd.jpg)
昨今問題の空撮ラジコン・ドローン。
我々にとっては表現の幅が広がる画期的なツールなのだが、
墜落という危機感から「法規制せよ」との声があがっている。
しかし表現やメディアの使い方の方が
もっと恐いものだと民衆も認識してほしい。
少なくとも作り手はもっと善悪を自覚すべきである。
もちろん私も駆け出しのころ、随分ワンパクもしたが、
今は表現にビビりながら表現している。
慣れてきたり忙しくなると段々小手先で表現するようになるし、
同じ表現をしても平気になる。
際どい表現が産み出す悪意に無頓着にもなる。
しかし表現を、簡単に無責任に無意識に行なうと、
とても恐いモノに化けると私は危惧する。
「あかん、あかん、おかしいやん」と
作り手は常に自問自答しなければならない。
表現は鋭利な刃物や銃器や核ミサイルにも
勝るとも劣らない凶器であり、
持つ人間次第で超ヤバい危険満載のモノに化ける。
関係者の皆様、そこんとこよろしく。
そして、ご自愛ください。
もちろんわが社にもある。
もちろん私は使えないし、使う必要性はないと思っている。
かって私の書く台本や企画書は手書きだったが、
いつしかワープロを使うようになり、
今ではワードやエクセルで作っている。
学校に行ったり、誰かに教えてもらったわけではなく、
我流なのでおそらく機能の50%位しか使えていないハズである。
もちろんそれとてもわからない。
だがしかし、私は今でも印刷物やツールなどの企画書は、
手書きのイラスト入りで提案することも多い。これがすごく受ける。
その手書きを元に、イラストレーターを使って再提出すると
「何だか味がなくなった(泣)」と言われる始末。
もちろん手書きには味はあるが、ガッカリさせるの最大の要因は
イラストレーターなら10級以下の文字でも平気で挿入できるし
字体も工夫できる。文字にエッジを付けたり、
座布団を敷くことも簡単にできる。
まるで飲み屋のおねえちゃんを昼間スッピンで見たら
誰だかわからない現象、夜はうまく化粧してバケラッタするのだ。
つま~り、やたらと情報過多になっているということだ。
しかし、手書きならFの芯を使っても10級まで、
私愛用のB2の芯なら12級以上の級数にならざるを得ない。
字体は多田流ノタクリ文字、せいぜいミミズのような線で囲うが
アンダーライン位の装飾しかできない。
そうなるとA4版が完成印刷物なら情報を精査せざるを得ず、
それが見やすさやインパクトにつながっている。
サラ金や銀行、保険のTVCMの但し書きは、
ハイビジョンでも読めない小さな文字だ。
「とりあえず注意喚起しているし・・・
借りる人が見てないから悪いんだ」論法だが、最近のCMは悪質だ。
なぜなら、そもそも映像は情報ツールではなく、
その気にさせる感情ツールなのだから。
先日、私の娘がイラストレーターを使いたさに
土日を利用してわが社に乱入。
どうやらPC世代にとってイラストレーターは、
ワードやエクセル級に一般化しているようた。
プロが表現の善悪も心に秘めて使うソフトを、
「使いやすいから」という理由でいとも簡単に使う。
確かに使えば便利だし、表現の幅は確実に拡がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/a5/79b9582416d6bd9ff3336a750e4a0cfd.jpg)
昨今問題の空撮ラジコン・ドローン。
我々にとっては表現の幅が広がる画期的なツールなのだが、
墜落という危機感から「法規制せよ」との声があがっている。
しかし表現やメディアの使い方の方が
もっと恐いものだと民衆も認識してほしい。
少なくとも作り手はもっと善悪を自覚すべきである。
もちろん私も駆け出しのころ、随分ワンパクもしたが、
今は表現にビビりながら表現している。
慣れてきたり忙しくなると段々小手先で表現するようになるし、
同じ表現をしても平気になる。
際どい表現が産み出す悪意に無頓着にもなる。
しかし表現を、簡単に無責任に無意識に行なうと、
とても恐いモノに化けると私は危惧する。
「あかん、あかん、おかしいやん」と
作り手は常に自問自答しなければならない。
表現は鋭利な刃物や銃器や核ミサイルにも
勝るとも劣らない凶器であり、
持つ人間次第で超ヤバい危険満載のモノに化ける。
関係者の皆様、そこんとこよろしく。
そして、ご自愛ください。
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