株式会社プランシードのブログ

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その131.洗濯機がき~た~っ

2014-04-08 07:27:25 | 制作会社社長の憂い漫遊記
我が家に洗濯機がきた。
これで何台目になるのだろうか…
我が家に来た初めての洗濯機の記憶は45年ほど前。
親父が大工さんで、時は高度成長時代でもあり、
わりかし売れっ子だった親父は
「宵越しの金はもてねぇ」的雰囲気で、
テレビや洗濯機、冷蔵庫、ステレオなどの家電を
近所ではいち早く購入していた。

洗濯機は回転式のタイマー兼スイッチを「洗濯」位置に回すと
チョーうるさい音を立てながら、
その振動で板の間を洗濯機自体が動いていた。
洗濯槽は多分入れすぎだった洗剤で泡だらけ。
当時は洗剤を入れるほどキレイになると信じ、どっさり入れていた。
母は洗濯の間、渦潮見物。
洗濯物が絡まらないか監視しながら、
振動で動く洗濯機を時折押さえていた。


   昭和40年代の洗濯機(金沢くらし博物館より)

すすぎ時は汚れた水をホースから重力により垂れ流し、
再び水道水を入れてかき回し、また汚れた水を垂れ流し、
また水道水を入れてかき回す。この繰り返しですすいでいく。
脱水するときは2本のローラーの間に洗濯物を通す。
ローラーにはレバーがついており、
手でグルグル回すと2本のローラーが回り、
洗濯物はローラーに挟まれて、水気を搾り出す。
ローラーの圧から解放された洗濯物は
板状になって洗濯籠に積み上がっていく。
ちなみにローラーの脱水装置は洗濯物だけでなく、
当時アルミのチューブに入っていた
歯みがき粉を絞り出すのにも大いに役立っていた。
それを見た私が、同じくアルミのチューブに入った
チョコレートを絞ったことがあるが、
漏れたチョコがローラーの溝にこびりつき、
それが洗濯物に移ってしまい、母に叱られた記憶がある。

それから20年ほどが過ぎ、結婚して最初に買った洗濯機は、
洗濯槽と脱水槽が一緒の最新式の一槽式だったが、
古風なカミサンは気に入らず、
2台目は洗濯槽と脱水槽が別れた2槽式を選び、
時代が逆戻りした。
それからさらに数年経ち、
3台目は最新式の中の最新式!横ドラム式になる。
「水の消費量が少ない」が売り文句で、
洗濯、脱水、乾燥までオートマチックだったが
「すすぎが悪い」とカミサンには不評。
実際出だしの横ドラムは、
あちこちから「すすぎが悪い」と不評で、
発売後すぐに改良された。
これにはさすがの私も懲りて、
車購入ではフルモデルチェンジの翌年か翌々年に出る
マイナーチェンジ車を買うようになった。

こうして洗濯機4台目はまた縦型の一槽式に戻る。
それでも洗濯、脱水に加え、乾燥機能がついていたが、
古風なカミサンは「洗濯物が縮む」と一度も使わなかった。
さて長女が本年3月中旬から一人住まいをすることになり、
我が家の一槽式の洗濯機を持ち去った。
見るからに寿命が近そうだったが、
案の定、引っ越しに耐えらず敢えなく
引っ越し3日目で買い換えるはめに。
ちなみにこの引っ越しで長女は洗濯機だけでなく、
電子レンジ、オーブントースターなども持ち去ったので、
急遽我が家は新品のオンパレになった。
折しも消費税が8%に上がることから、
洗濯機の到着が4月2日になり、
その間約2週間は人生初のコインランドリーのお世話になった。


   凄いぞ!コインランドリー

コインランドリーはさすがにプロ仕様。
12キロの洗濯物を30分足らずで、
一気に洗いからすすぎまで行う。
洗剤も柔軟剤も自動で入り600円。
しかし難点もある。パワーがありすぎるのか、
洗濯物がゴワゴワになるように思う…が、とにかく便利である。
待ちに待った4月2日。洗濯機が我が家にやって来た。
それでは初洗濯、スイッチON。

  4月2日我が家に新型洗濯機到着!
  1回で10キロの洗濯物が一気に洗える。

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