どうしても譲れない道
すれ違いざまに肩が触れた
流れ星を創る十三夜
回廊に射し込んで怯む懈怠
二度とない午後の仮睡
杜から来て 杜に還る人に
声をかけてはいけない
何を視 何を聴き 何に哭いたか
澱んだ眼差しの奥に燃えあがる
誰にも告げないで死んでゆく昏い陽炎
あれから半年、あれから三年・・・二十六年・・・
折々に得るふさわしい時の正命
今日の満月が潔く その時を告げる
すれ違いざまに肩が触れた
流れ星を創る十三夜
回廊に射し込んで怯む懈怠
二度とない午後の仮睡
杜から来て 杜に還る人に
声をかけてはいけない
何を視 何を聴き 何に哭いたか
澱んだ眼差しの奥に燃えあがる
誰にも告げないで死んでゆく昏い陽炎
あれから半年、あれから三年・・・二十六年・・・
折々に得るふさわしい時の正命
今日の満月が潔く その時を告げる