Pathfinder(2007)
Pathfinder見てきました・・・確かにストーリーはありきたりだし、思いっきりB級の香り。でも私は100%満足でしたよ?!カールファンには、その美しいアクション姿が色味を抑えた美しい映像で堪能できるだけで細かいところなんか吹っ飛んでしまうこと確実です。少なくとも見終わって、何度もみたい!って思いました。乱暴なたとえかも知れませんが、「ハイランダー」プラス「コナン」風B級コミック調アクションだと思います。美しい映像と凝った衣装の「スタイリッシュ・B級コミック調ファンタジーアクション」。ありえない設定、人間離れしたモンスターのような悪役、他人とは違う運命を背負ったヒーロー、極めつけは悪役の俳優まで一緒ってこと?でもハイランダーはB級アクションのカルトですから、Pathfinderだってカルトになるかもよ?いやもう既にカルトの予感。
←とうとう眉毛のアレ取りましたね?!。奇麗に無くなってました・・(ファンには分かる)
この映画はノルウェイの地方語Saamiで作成されたPathfinder(1988)にインスピレーションを得て作成されたとのこと。オリジナル版も基本は同じで、約1000年前、暴力的な種族と戦った戦士の伝説をもとにし、アカデミー外国語最優秀作品にノミネートされています。こちらアメリカ版Pathfinderは、コロンブスがアメリカ大陸を発見するずっと前に、ヴァイキングがアメリカに来て侵略行為をしていたとの設定。なぜか難破船に一人生き残ったヴァイキングの少年は、先住民にゴースト、と名付けられ、育てられる。15年後、ふたたびヴァイキングがやってきて育ての親一族を惨殺されたゴーストは、自分のアイデンテティに苦しみながらも、一人ヴァイキングたちに戦いを挑むのであった・・・
↑←悪役クランシー・ブラウンとカール。クランシーのシューズはコロンビアかなやっぱり?
yahooのプレス評やImdbのユーザ評はあとでチェックしましたが、ひどくけなされてますねぇ。もうさんざんです。しかし酷評された方々は、何をこの映画に期待してみたのでしょうか?ポスターやトレイラーを見れば、一種「B級」ファンタジーアクションだって言うことは明白でしょ?私はこの手の映画が大好きですが、もちろん完璧ではないにしろ、「ハイランダー」や「ベオウルフ」と比べても遜色はない出来だと思います。「ロード・オブ・ザ・リング」とかのファンタジー系アクション大作と比べては可愛そうというもの。私が見たときもマチネーで場内私を含めて観客は2人でした。ヴァイキング対インディアンというありえない設定のファンタジーとはいえ、しょっぱなからあの難破船の下りは説明不足だぞ~とか、たしかに突込みどころ満載ですが・・・
ただし、一つだけ言わせて頂けばアメリカ先住民ファンの私としましては、彼らの描かれ方のお粗末さが残念。好意的ではありますが、お人好しで未熟な先住民というステレオタイプの域を出ていない気がします。また、この映画が「ハイランダー」と差があるのは、「ハイランダー」のショーン・コネリーのような魅力的な脇役を欠いていること。パスファインダー役のネイティブのラッセル・ミーンズが、それに近い役割なのですが、印象的ではありますが、出番はとても少なく、単なる添え物の印象。悪役のヴァイキングにしても同じです。「ハイランダー」の悪役クーガン役で有名なクランシー・ブラウンを起用したものの、個性も何も無いただの怪物でしかありません。魅力ある悪役がいてこそ、主人公が引き立つというもの。
ビジュアル系じゃありません、ヴァイキングの戦化粧らしいです。このシーンかっこいいですよ~衣装もなんかこぎれいで某デザイナーズブランドの冬物コレクションかと思いました。
さて、皆様にぼろぼろに酷評されてた主人公ゴースト推定年齢25歳(爆)。悲しげな、アザラシっぽい大きな暗い目と長いまつげが印象的。アクションも外見もかっこいいです!絵になります。一族を導くパスファインダーに「おまえはまだ自分が何者かわかっておらんから、一人前じゃないのじゃ」と言われて一人のけ者にされ、へこみつつも皮ふんどし一枚で一人夜の河原で剣の練習をするゴースト(笑)。剣の一撃で相手を倒す最初のヴァイキングとの出会いのシーンなんか、素敵すぎます。R指定だけあってこのシーン目玉も飛び出ちゃうんで気持ち悪いのだめな人注意。他にも号泣シーンや乗馬シーン、水中シーンと盛りだくさん。パスファインダーの言葉「おまえが熊を倒すほどに強くなかったら、熊から倒れる様に仕向けるのじゃ」が生きてくる最後の雪山のシーンは最初「ロード・オブ・ザ・リングですかあ??」って思ってしまいましたが、なかなか迫力あります。しかし雪山でも半裸で、寒くないのか一体?
寒そう。しかもこの衣装では貼るカイロを隠すスペースも無い。それにしてもちょっと下着がずれ落ち気味なんですが?
脇役で印象に残るのは一言もしゃべらない愛嬌のある童顔の道化役ジャスター(ケヴィン・ローリング)。ジャスターは、ゴーストを助けようと、一人で敵を探しに行く彼に付いていきます。この映画中、唯一名前をチェックした俳優でした。ヒロイン役スターファイアー(ムーン・ブラッドグッド)は表情に乏しいながらも、賢い女性を演じ、比較的得な役かな?雑誌で2006年の「魅力ある女性100人」の一人に選ばれたことのある方だそうで、ロレアルやアディダスのCMにも出ていたという美人なんですが、全く色気がない。それはそれでラブシーンも無いのでい一じゃないの?って思いますげどね(結局カットされたんですね)。惜しいといえば惜しい。たとえばこれがすっぴんでも色気のあるジェニファー・ロペスだったら、もっと違った映画になっていたことは間違いないですが。
ヴァイキングの衣装も凝っていて素敵でした。
ふふふ、俺はヒーロー。腹に巻いているのは腹巻きでもさらしでもない。誰ですか笑ってるのは。
途中、厳しいことも言いましたが、一般的に酷評されるほど酷くない!日本での公開があるかどうかはかなり怪しいところですが、カールファンは間違いなく必見最強の一本。およびB級ファンタジー系アクション好きな方は機会があればぜひ!100%は期待しないで長い目で見てやってください。少なくとも、カールの戦闘シーンや凝ったヴァイキングと先住民の衣装、比較的暗めの色味をおさえた美しい映像は見て損はないと思うのです。ジャンルは微妙に違うかも知れませんが、CG&SFX使いまくりでもセンス悪かったエラゴンなんかよりはずっと映像のセンスはいいはずですから。ただ、この映画でカールはDOOMに引き続きB級アクション俳優と呼ばれるようにならないといいけど・・・
ご要望にお答えして(誰の?)オフィシャルサイトこちら!「R指定のヴァイキング・アクション」を強調してますね。
Pathfinder
トレイラーは、「VIDEO」をクリック。かっこええですよ~
Pathfinder見てきました・・・確かにストーリーはありきたりだし、思いっきりB級の香り。でも私は100%満足でしたよ?!カールファンには、その美しいアクション姿が色味を抑えた美しい映像で堪能できるだけで細かいところなんか吹っ飛んでしまうこと確実です。少なくとも見終わって、何度もみたい!って思いました。乱暴なたとえかも知れませんが、「ハイランダー」プラス「コナン」風B級コミック調アクションだと思います。美しい映像と凝った衣装の「スタイリッシュ・B級コミック調ファンタジーアクション」。ありえない設定、人間離れしたモンスターのような悪役、他人とは違う運命を背負ったヒーロー、極めつけは悪役の俳優まで一緒ってこと?でもハイランダーはB級アクションのカルトですから、Pathfinderだってカルトになるかもよ?いやもう既にカルトの予感。
←とうとう眉毛のアレ取りましたね?!。奇麗に無くなってました・・(ファンには分かる)
この映画はノルウェイの地方語Saamiで作成されたPathfinder(1988)にインスピレーションを得て作成されたとのこと。オリジナル版も基本は同じで、約1000年前、暴力的な種族と戦った戦士の伝説をもとにし、アカデミー外国語最優秀作品にノミネートされています。こちらアメリカ版Pathfinderは、コロンブスがアメリカ大陸を発見するずっと前に、ヴァイキングがアメリカに来て侵略行為をしていたとの設定。なぜか難破船に一人生き残ったヴァイキングの少年は、先住民にゴースト、と名付けられ、育てられる。15年後、ふたたびヴァイキングがやってきて育ての親一族を惨殺されたゴーストは、自分のアイデンテティに苦しみながらも、一人ヴァイキングたちに戦いを挑むのであった・・・
↑←悪役クランシー・ブラウンとカール。クランシーのシューズはコロンビアかなやっぱり?
yahooのプレス評やImdbのユーザ評はあとでチェックしましたが、ひどくけなされてますねぇ。もうさんざんです。しかし酷評された方々は、何をこの映画に期待してみたのでしょうか?ポスターやトレイラーを見れば、一種「B級」ファンタジーアクションだって言うことは明白でしょ?私はこの手の映画が大好きですが、もちろん完璧ではないにしろ、「ハイランダー」や「ベオウルフ」と比べても遜色はない出来だと思います。「ロード・オブ・ザ・リング」とかのファンタジー系アクション大作と比べては可愛そうというもの。私が見たときもマチネーで場内私を含めて観客は2人でした。ヴァイキング対インディアンというありえない設定のファンタジーとはいえ、しょっぱなからあの難破船の下りは説明不足だぞ~とか、たしかに突込みどころ満載ですが・・・
ただし、一つだけ言わせて頂けばアメリカ先住民ファンの私としましては、彼らの描かれ方のお粗末さが残念。好意的ではありますが、お人好しで未熟な先住民というステレオタイプの域を出ていない気がします。また、この映画が「ハイランダー」と差があるのは、「ハイランダー」のショーン・コネリーのような魅力的な脇役を欠いていること。パスファインダー役のネイティブのラッセル・ミーンズが、それに近い役割なのですが、印象的ではありますが、出番はとても少なく、単なる添え物の印象。悪役のヴァイキングにしても同じです。「ハイランダー」の悪役クーガン役で有名なクランシー・ブラウンを起用したものの、個性も何も無いただの怪物でしかありません。魅力ある悪役がいてこそ、主人公が引き立つというもの。
ビジュアル系じゃありません、ヴァイキングの戦化粧らしいです。このシーンかっこいいですよ~衣装もなんかこぎれいで某デザイナーズブランドの冬物コレクションかと思いました。
さて、皆様にぼろぼろに酷評されてた主人公ゴースト推定年齢25歳(爆)。悲しげな、アザラシっぽい大きな暗い目と長いまつげが印象的。アクションも外見もかっこいいです!絵になります。一族を導くパスファインダーに「おまえはまだ自分が何者かわかっておらんから、一人前じゃないのじゃ」と言われて一人のけ者にされ、へこみつつも皮ふんどし一枚で一人夜の河原で剣の練習をするゴースト(笑)。剣の一撃で相手を倒す最初のヴァイキングとの出会いのシーンなんか、素敵すぎます。R指定だけあってこのシーン目玉も飛び出ちゃうんで気持ち悪いのだめな人注意。他にも号泣シーンや乗馬シーン、水中シーンと盛りだくさん。パスファインダーの言葉「おまえが熊を倒すほどに強くなかったら、熊から倒れる様に仕向けるのじゃ」が生きてくる最後の雪山のシーンは最初「ロード・オブ・ザ・リングですかあ??」って思ってしまいましたが、なかなか迫力あります。しかし雪山でも半裸で、寒くないのか一体?
寒そう。しかもこの衣装では貼るカイロを隠すスペースも無い。それにしてもちょっと下着がずれ落ち気味なんですが?
脇役で印象に残るのは一言もしゃべらない愛嬌のある童顔の道化役ジャスター(ケヴィン・ローリング)。ジャスターは、ゴーストを助けようと、一人で敵を探しに行く彼に付いていきます。この映画中、唯一名前をチェックした俳優でした。ヒロイン役スターファイアー(ムーン・ブラッドグッド)は表情に乏しいながらも、賢い女性を演じ、比較的得な役かな?雑誌で2006年の「魅力ある女性100人」の一人に選ばれたことのある方だそうで、ロレアルやアディダスのCMにも出ていたという美人なんですが、全く色気がない。それはそれでラブシーンも無いのでい一じゃないの?って思いますげどね(結局カットされたんですね)。惜しいといえば惜しい。たとえばこれがすっぴんでも色気のあるジェニファー・ロペスだったら、もっと違った映画になっていたことは間違いないですが。
ヴァイキングの衣装も凝っていて素敵でした。
ふふふ、俺はヒーロー。腹に巻いているのは腹巻きでもさらしでもない。誰ですか笑ってるのは。
途中、厳しいことも言いましたが、一般的に酷評されるほど酷くない!日本での公開があるかどうかはかなり怪しいところですが、カールファンは間違いなく必見最強の一本。およびB級ファンタジー系アクション好きな方は機会があればぜひ!100%は期待しないで長い目で見てやってください。少なくとも、カールの戦闘シーンや凝ったヴァイキングと先住民の衣装、比較的暗めの色味をおさえた美しい映像は見て損はないと思うのです。ジャンルは微妙に違うかも知れませんが、CG&SFX使いまくりでもセンス悪かったエラゴンなんかよりはずっと映像のセンスはいいはずですから。ただ、この映画でカールはDOOMに引き続きB級アクション俳優と呼ばれるようにならないといいけど・・・
ご要望にお答えして(誰の?)オフィシャルサイトこちら!「R指定のヴァイキング・アクション」を強調してますね。
Pathfinder
トレイラーは、「VIDEO」をクリック。かっこええですよ~
テンプレートもリニューアルですねっ。
旅はいかがでしたか?
Pathfinderですか。
すごいの観てこられましたね。
>エラゴンなんかよりはずっと映像のセンスはいいはずですから
それは良かった(笑)機会があれば、私も挑戦してみます^^
「ハイランダー」も「ベオウルフ」もスゲー好きです。でも、「ロード・オブ・ザ・リング」はダメでした。同じロードなら「ロード・オブ・ウォー」の方が好きです。(爆)
テンプレート、いいですねぇ。すっかり雰囲気変わりました。ヘッダーも良い。なんかダークファンタジーだな。
この“PATHFINDER”っての、観たいなぁ。
>テンプレートもリニューアルですねっ。
pathfinder仕様です。ふふふ~♪
>旅はいかがでしたか?
かなり楽しかったです。でも疲れました・・・帰ってきてからは仕事が溜まってて、これまたさらに疲れました・・・
>Pathfinderですか。すごいの観てこられましたね。
凄いですか!?凄いですよ!も~カール・アーバンのファンにはたまりません、この映画。ロード・オブ・ザ・リングのエオメルの人ですよ?髭ダルマLOVEさんの印象に残っていますでしょうか、彼は・・・
>お留守の間、毎日のぞいてました。
おお、PVを維持してくれていたのはShit_Headさんでしたか(爆)ありがとうございます~!
>「ハイランダー」も「ベオウルフ」もスゲー好きです。
だったらこの映画いいと思います。でも日本公開は微妙ですね。B級でも、とってもかっこいいB級なんですが・・・
カルトとなってDVDで出回る、とかしてくれると嬉しいですが。
>テンプレート、いいですねぇ。すっかり雰囲気変わりました。
ありがとうございます。ちょっと暗めにしてみました。たまに変えると新鮮ですね。
私も「ハイランダー」(1作目限定)は好きです。設定も好きだったので続いて観ましたが、それすら粉々にされたのにはまいっちゃいましたね。
この作品は、写真を見る限りではとても凄そうな雰囲気ですが、バイキングも好きですし、一度観てみたい作品です。
これでB級といわれると確かにカルトな予感。
でもB級好きですからねぇ。(^^)/
テンプレートが変わるたびに確認するのが、プロフィールのところですね!(^^;
そうなんですよ、B級かと聞かれると、うーん?ではA級かと聞かれるとさらに??って感じです。
ハイランダーがお好きなら、いけます!きっと気に入ってもらえます。とにかく戦闘シーンがかっこいいです・・・
オフィシャルサイトを見ると戦闘シーンに比重が置かれたプロモーションを行っている様に見えますが、有名俳優が出ていない訳だし、それで正解かなって思います。ただストーリー暗いです、比較的。
>テンプレートが変わるたびに確認するのが、プロフィールのところですね!(^^;
今回何も変わっていませんでしたね・・・・ジャイアント・トラやんにしておこうかな、今度!
カールを愛でる映画もしくはプロモーションビデオですかね。
細かいことは全部ふっとびましたよ。
一人で観賞いたしましたが、周りにヒトがいたら、きっと不審な目で見られたことでしょう・・・・・
終始ドキドキ、ニヘラニヘラ、ウルウルでしたもの・・・・
TBさせていただきました。
&本文でご紹介も。
遅ればせながら、ブックマークも恐縮でございます。
ありがとうございました。
あーーーーそうだ、そうだ。
お時間ありましたら是非バイキングなカールのイラスト、見させていただきたいでございますぅ。。。。。
見ましたね!
プロモーションビデオとは良く言った!
その通りですねえ。
>細かいことは全部ふっとびましたよ。
カールたんのかっこよさを堪能すればよいのですね!
そのかわりカールファンじゃない方には不評だと(笑)。
そういや9月に日本で公開って話もあったっけ・・
>是非バイキングなカールのイラスト、
かっこいいですからねえ・・
是非描きたいと思ってましたよ、本当は。
また時間作って挑戦したいです。
TBありがとうございました。
イラスト!!!
待ちます!!!待ちます!!!
お時間できたらで結構でございますので、いつまででも待ちます!!
あぁでもどうかプレッシャー感じないでください。
>そのかわりカールファンじゃない方には不評だと(笑)。
ふふふ、いいんです。
そういう映画があってもいいーーんです。
しょせん映画されど映画。
価値をどこに見出すか、どこに共感するか。
最近はなるべく温かい目で映画を観たいなと思ってます・・・・・
ひよ
>待ちます!!!待ちます!!!
いつになるか判りませんよぉお。
>価値をどこに見出すか、どこに共感するか。
本当ですね。名作って言われる映画でも、意見が分かれますからね。
私は結構細かい方なので・・・あまり褒めない方かもしれませんが、どんな映画にも良いところを見つける様にはしています。