Love It When I Feel Like This(2007)/The Twang
ツワングです。凄い新人が出てきました。何しろ個人的にはフラテリス&MIKA並みの衝撃。この妙なジャケットに騙されてはいけませんね?!このバンド、BBCのウェブサイトの「SOUND of 2007」(2007年を代表するサウンド)で、2位だったとか。(1位はMIKAですよ~)納得。乗りのいい、すかすか感のあるサウンドに既視感ある奇妙なメロディー、じゃかじゃかリンリン鳴るギターと鼻声で歌うというより少々ラップに近いようなドスの効いたしゃべくりヴォーカル、The Twang風としか形容できない独特のセンス。加えていかにも労働者階級らしい歌詞。なにしろ傾けるのはグラスではなくマグ(ビールの)ですからねえ。ツワングとは、弦がビューンと鳴る音や、鼻声のこと。ぴったりです。
ちょっとこのセンス、判らない・・・
The Twangはバーミンガム出身のヴォーカル2人含むの5人組、NMEやVIRGIN RADIOでは、「ポスト・バギー」としてカテゴライズされています。バギーとは、1990年代のイギリス・ポップ・ダンス系音楽の1カテゴリで、Happy mondaysやThe Stone Rosesが代表格。The Twangもこの2バンドに明らかに似たところがあります。が、「似ている」のですが、「真似」ではない。完全に変異してます。たとえばリンリン鳴るギターリフで始まるシングル曲のEither Way、イントロでThe Stone RosesのElephant Stoneではないのかこれは?と思っていると、リードヴォーカルPhil Etheridgeのしゃべくりヴォーカルで「ありゃりゃ?何これ」そして印象的な最後のポロロンギターで違うぞひと味、と。しかもシングルは3曲とも無難なシングル向きポップソングですから。シングル以外の曲の方が強烈です。
シングルはどれも比較的大人しめ。見るならこれ?PVはつまんないです。
Either Way
でもこの曲の方が彼ららしい変なところが判ります!
Loosely Dancing
シングル以外の曲には強烈な個性が。多分典型なのはCloudy Room。硬派な曲だな?と思っているうちに、いつの間にか変異した妙な横乗りビートに乗せられて踊らされる。The NeighbourやLoosely Dancingもそう。あれれ?と思っているうちに独特のThe Twangワールドに引きずり込まれるのです・・・鼻声気味でつばが飛んできそうなPhil Etheridgeのヴォーカルが個性的です。このバンド、見た目もなんて言いますか、いかにも普通でパブでビール飲んでても誰もミュージシャンだとは夢にも想像できないような・・・似合う雰囲気は間違いなく下町のパブ。普通過ぎる外見と、飲酒&パーティ好き系の歌詞&乗りは、フラテリスとかぶりますね。でも音楽的には能天気で直情型天然フラテリスに対して、こちらは突然変異のパーティ好き知能犯くらい違いますか。
The Twangはサマソニで初来日。さすが先物買いのサマソニですね。これは見とかなきゃね。単独公演が見たい!
ツワングです。凄い新人が出てきました。何しろ個人的にはフラテリス&MIKA並みの衝撃。この妙なジャケットに騙されてはいけませんね?!このバンド、BBCのウェブサイトの「SOUND of 2007」(2007年を代表するサウンド)で、2位だったとか。(1位はMIKAですよ~)納得。乗りのいい、すかすか感のあるサウンドに既視感ある奇妙なメロディー、じゃかじゃかリンリン鳴るギターと鼻声で歌うというより少々ラップに近いようなドスの効いたしゃべくりヴォーカル、The Twang風としか形容できない独特のセンス。加えていかにも労働者階級らしい歌詞。なにしろ傾けるのはグラスではなくマグ(ビールの)ですからねえ。ツワングとは、弦がビューンと鳴る音や、鼻声のこと。ぴったりです。
ちょっとこのセンス、判らない・・・
The Twangはバーミンガム出身のヴォーカル2人含むの5人組、NMEやVIRGIN RADIOでは、「ポスト・バギー」としてカテゴライズされています。バギーとは、1990年代のイギリス・ポップ・ダンス系音楽の1カテゴリで、Happy mondaysやThe Stone Rosesが代表格。The Twangもこの2バンドに明らかに似たところがあります。が、「似ている」のですが、「真似」ではない。完全に変異してます。たとえばリンリン鳴るギターリフで始まるシングル曲のEither Way、イントロでThe Stone RosesのElephant Stoneではないのかこれは?と思っていると、リードヴォーカルPhil Etheridgeのしゃべくりヴォーカルで「ありゃりゃ?何これ」そして印象的な最後のポロロンギターで違うぞひと味、と。しかもシングルは3曲とも無難なシングル向きポップソングですから。シングル以外の曲の方が強烈です。
シングルはどれも比較的大人しめ。見るならこれ?PVはつまんないです。
Either Way
でもこの曲の方が彼ららしい変なところが判ります!
Loosely Dancing
シングル以外の曲には強烈な個性が。多分典型なのはCloudy Room。硬派な曲だな?と思っているうちに、いつの間にか変異した妙な横乗りビートに乗せられて踊らされる。The NeighbourやLoosely Dancingもそう。あれれ?と思っているうちに独特のThe Twangワールドに引きずり込まれるのです・・・鼻声気味でつばが飛んできそうなPhil Etheridgeのヴォーカルが個性的です。このバンド、見た目もなんて言いますか、いかにも普通でパブでビール飲んでても誰もミュージシャンだとは夢にも想像できないような・・・似合う雰囲気は間違いなく下町のパブ。普通過ぎる外見と、飲酒&パーティ好き系の歌詞&乗りは、フラテリスとかぶりますね。でも音楽的には能天気で直情型天然フラテリスに対して、こちらは突然変異のパーティ好き知能犯くらい違いますか。
The Twangはサマソニで初来日。さすが先物買いのサマソニですね。これは見とかなきゃね。単独公演が見たい!
でも、だんだん聴いているうちに、成りは違うけどデュランデュランか?みたいに思えてきて…。
私は90年代洋楽から離れていたので
90年代以降の洋楽を復習している最中なのですが、色んな音があって楽しい!
Arctic Monkeysなんか、聴いてるとほんとにイギリスのパブで聴いてるような気がしたりして…
最初からピンとくるものと
聴きこんで味が出るものとありますが
不思議とイギリス発の新しいバンドは後者のパターンが多くて
The Twangもそんな気がします。
お暑うございます。
昨日まで遊びに行ってました~
このきつねちゃん、奇妙です。目もおかしいし。確かに忘れられないですね。
>成りは違うけどデュランデュランか?
ダンス系でおおっおう~♪なんてコーラスはいるから、何となく判ります。成りはパプで酔っぱらってるそこいらへんのにいちゃん、ですね。
>私は90年代洋楽から離れていたので
私もです。特に真ん中あたり空白です。あとで勉強しました(笑)。
>Arctic Monkeysなんか、聴いてるとほんとにイギリスのパブで聴いてるような気
firstなんか特にそうですね。2枚目はしょっと洗練されてますね。