MAYUMI ART (ソプラノ長谷川眞弓 のブログ )

「歌うは愛する業なり」・・「歌に生き、愛に生き」・・「SWEET SONGS FOR LIFE」・・「優しい歌」

すばらしい方々に囲まれて

2006年05月07日 22時28分01秒 | CD第1集「涙のながるるままに」

ボッティチェッリの「春」
この美しい三人の女神が、私のこのCDを飾ってくれている。
思いがけない美しいインパクト。
殆ど徹夜ではないかと想像しますが、細かくも完璧な状態を「見本」として、
録音の初日に、ほら、と見せてくれたんです。帯の文句まであって、本格的に発売するイメージがわーっとわいてきました。

まーなんて美しいの!
情熱も優しさも、悲しみも喜びも苦悩もとりこんで、そして美しい。

本当に感動しました。この色がデザイナー熊本幸夫さんのいう、偶然の産物。

愛と祈りを中心とした選曲で、私が歌う曲で人気があるものをいい状態でとっておきたい「歌の花束のようなCD」にという希望を伝え、この製作に関してすべてをおまかせしました。

私は歌っているのに、家に帰れば家族のことが優先してしまう日常で、CD製作の事を「校正」「確認」「メール連絡」「原稿作成」などやらなくてはいけないのに出来なくて、気になっていると、熊本さんはもう、どんどん先に仕事を進めていらっしゃる。
遅れてやっと連絡するとすぐ、お返事がある。本当に素晴らしい仕事振りです。困っていたり、相談があれば、とても丁寧に対処してくださり、すべて気持ちよく進めてくださったのです。
残念なのはそんな優れた方々に囲まれて、私の力はどれほどなのか、まだまだですね。ほんとにもっともっと上手くなりたい。録音という緊張の中でも自由な遊びのできる力がほしい。





なかよしおんがくかい

2006年05月07日 21時15分31秒 | 音楽教室


さてさて、なかよしおんがくかいが始まります。2006年度。
みんなどうしてるのかなー
あたらしいおともだちと、また出会う喜び、素敵なおかあさんたち、かわいい子供たち。
今年もよろしくお願いします。

おかあさん、なあに?
おかあさんていいにおい
せんたくしていたにおいでしょ、
シャボンのあわのにおいでしょ。
おかあさん、なあに?
おかあさんていいにおい
おりょうりしていたにおいでしょ、
たまごやきのにおいでしょ。

手をたたきましょたんたんたん、たんたんたん
あしぶみしましょ たんたんたんたんたんたんたん
わらいましょわっはっはっ
・・・・ああおもしろい!

ぶんぶんぶん、はちがとぶ

チョウチョ、チョウチョ、菜の花にとまれ・・・

お花が笑ったお花が笑った、お花が笑った・・・

こんな歌をうたいましょうね。

ハンドベル、もやりましょう。

ダンスは今年は「輪になって踊ろう」はどうかな。

お友達をさそって、にぎやかにたのしい会にしましょう。



花たち

2006年05月07日 19時20分57秒 | つれづれぐさ

今日は雨です。こんな時は、地味な作業(伴奏者、今三人の方と共演予定、に送る楽譜をきったり、はったり、分けたり)をしながら、考え事。
先日のアマールの歌手仲間とのラブリーなコンサート。やろうね、といいつつ、ラブリーとは?・・考える。

例えば、・・ダンスとのコラボレーション。「澄月集」山田耕筰作品を歌い、日舞を舞う(舞踏家プロによる)。スカルラッティの「すみれ」でバロックダンスを踊ってもらう(専門家による)。ラフマニノフの「ヴォカリ-ゼ」でモダンバレエを踊ってもらう。
音楽に集中していただけないのは困る?相乗効果を出すように、声の魅力、踊りの型の美しさを競うなら、どうでしょう。・・・ダンサーを呼ぶのは経費がかかる?
女性の歌手たちがゲストを盛り立てて楽しくお贈りするひととき、ならば、オールディーズナンバー、ONLY You、Kissin on The phone、Vacation、なんかをメインテナーを囲んで女性がコーラスをするとか?このコーラスは贅沢やな、と言われたいですね。コーラスがちょっと振り付けするは当然!スリットの入ったドレスで。

花の歌が可憐でラブリー・・花でつづるプログラム。朗読を入れて、ドラマ仕立てで。
野薔薇、からたちの花(山田耕筰)サルビア、アマリリス(中田喜直)桐の花(別宮貞雄)のばら(シューベルト)すみれ(モーツアルト、スカルラッティ)はすの花、私のばら(シューマン)The Last rose of Summer(アイルランド民謡)イスパハンのバラ(フォーレ)水仙、萩の町から、芙蓉の花の歌(平井康三郎)・・この三つは歌ったことはないですが、今、見つけました、大曲です。
題名に花がなくても、花が出てくる歌は多い。・・・ばらは多いです。

与謝野晶子の「やわはだに」、のように、女性作家の詩を歌うのも、いいかもしれない。
なにもかもやらなくてもいいと思う。
どこかに、今回こんな事にこだわりました、これ、おもしろいでしょう?っていう試みがあったら次回はこんな事をやってみよう・・次回は・が続いて、私たちのコンサートの可能性をひろげられるとおもう。
大きな舞台は憧れだけど、いつも出られません。こういう試みを無理なく、ライフワークにしていけたらなあ、と考えておりました。