MAYUMI ART (ソプラノ長谷川眞弓 のブログ )

「歌うは愛する業なり」・・「歌に生き、愛に生き」・・「SWEET SONGS FOR LIFE」・・「優しい歌」

DVD・大震災から12年

2007年01月17日 23時17分59秒 | 最新情報♪
今日は震災から、12年の日です。

CDのデータの編集の事で、東灘区魚崎のSさん宅へ伺い、編集の確認をした後、ジャケット写真についてしばらく、データ集を閲覧しまして、・・・なかなか決まらず、保留。

そうこうしてると、帰宅された奥様がコーヒーを持ってきてくださって、おしゃべりが続きまして。帰ろうと言う頃に、Sさんが、
「今日は震災の日で、こんなのを作ったんで、見てよ。」
とDVDにまとめた、震災当日まわした、ビデオカメラの映像に音も入れて、お話しもいれて、編集、制作された貴重なものを渡されました。

早速見たかったのですが、まだ、テレビが空かない。
でもこのほかにSさんは、そのころ、あちこちをビデオカメラを持ってとりまくったそうです。120分の8MMビデオテープが20巻以上。


人と防災未来センターに、紹介したいと思い、すぐに関係者に電話した。

なんか、その映像を見るのは、ワクワクというよりも怖くてドキドキする。寒気もする。

強烈な揺れで目が覚めて、隣りにいた夫にしがみついた、子供たちの名前を呼んだ、必死に叫んだ。運がよかったのだと思う、いつもとは違うリビングにテレビの前で二人で寝ていた、出張のため、5時半起きで、うっすらと目覚めた頃。なんにも体の上に倒れてこなかった、物で塞がれて、子供たちのところには行けなかった。外にでて、地面が割れていた事、ぺしゃんこの家々、恐ろしい暗闇からいつものように日が昇り・・

学校が再開した時、父兄もついていき、無くなった子供さん、親御さんに黙祷をささげて、涙した。
ずっと運動靴で歩いていたし、避難グッズの入ったリュックをいつも持っていた。

お風呂が無くて遠い温泉に入りに行った、その頃は遊び場も無かったので子供をつれてドライブしてスキーをしたり、お風呂を楽しんだ事も懐かしい。

震災の時娘が書いた作文が、新聞の地域の欄にでて、忘れられない。「大きな地震がありました、びっくりしたけど、かなちゃん、とよぶと「なあに?」と声がしてよかった。てんじょうからいっぱいみずがおちてきた。」とこんな文だったと思う。真っ暗の中、妹の名前を呼んで、返事があって、よかったと思った事が小さなあの子の心の優しさで、それで選ばれたと思うのだけど、親の私も優しさが嬉しかった。

上の階の水道が壊れて我家は水浸しでした。
だいじょうぶですか?とたくさんの友だちが電話をくれました。

優しさを思い出す一日でした

シェリー

2007年01月17日 22時24分53秒 | つれづれぐさ
昨日、夫をお迎えに、駅まで。
「シェリー買っていこか」
(酒屋に寄ってくれ・・)という希望で、楽市へ寄る。
5種類くらいの中から、DRYとRICHの2種類を買って帰る。


楽市、安いねえ。嬉しい。

まだ誰も帰って来ない。二人きりです。
シェリーをやりました。思ったより甘く、香ばしかった。

笠井誠一先生を囲んで

2007年01月17日 02時37分31秒 | グルメ
炭焼きスペイン料理「カルボン」淀屋橋。

毎年1月恒例という、グループ展を見に肥後橋、安田ビルの「小林ギャラリー」へ出かける。スキー部の先輩と、名古屋での仲良し先輩たちとギャラリーが閉まってから夜ご飯を一緒にできるという考えで、ギャラリーは(絵を買う気はなく)30分ほど見るだけでした。見つめすぎて穴が空いてもいけないので。お値段が絵の下に貼り出されているので、何だか逆に居ずらくなってしまう。発表の展示じゃないよ、と言われているようでして。グループ展のメンバー全員が6名ほど集合していて、私が画廊の扉を開けたときは絵よりもおじさんたちが立ちはだかり、絵を見にくい状況でした。


大変ご無沙汰していた、20年前大学の教授で大好きだった笠井先生がお越しになっていた。スキー部の顧問でもいらっしゃったので、先生とスキーの話をしたり、私の声楽のその後の話をしたり、嬉しかった。

その流れで「部外者なんですけど・・」といいながら、笠井先生の「とんでもない、どうぞどうぞ」というお言葉でお許しをいただいて皆さんとの新年会に混ざっておいしいお食事を楽しみました。笠井先生のお隣りで。肥後橋から淀屋橋まで、そして四橋筋から御堂筋までぐるぐる回り、散歩して、なーんだいつもの大阪倶楽部の先の角に、「カルボン」があった。よく通りかかって、なんだろうと思っていたら、こんなすてきなレストランだったのね。



はじめに、バゲットにガーリックとたらこか、なんかの肝をぬりつけてかりっと焼いたのと、オリーブの塩漬け、ナッツ、クラッカー、海老とサザエのオリーブオイルのココット焼き。・・前菜のようです。

スープ・・オニオングラタンスープに半熟卵がのっている。
魚・・たらのグリルケッパークリームソース。
肉・・うずらのグリル、なすのフリッター添えで干しトマトと生ハムのせ。めっちゃ柔らかくっておいしい肉。
イベリコブタ、白ブタ、の生ハム盛り合わせ。イベリコブタは濃厚な肉と脂肪も風味があって比べ物にならないくらいおいしいと思った。
デザート盛り合わせ・・松の実のタルト、アイスクリームには、あんず、プラム、クランベリーの干したものをお酒で煮たような味のがついていてすっごくおいしい。

スープが終った頃に、もう満腹感があり、でもでもすっごくおいしかった・・
ご飯食べに行ったみたい、その上、ご馳走になっちゃって、画廊の小林さん、ほんとうにありがとうございました。赤ワインのセレクトもばっちりで、とってもおいしかった。絵を買わないのにごめんなさい。
今度オープニングコンサートッちゅうのをやる時は、是非歌わせていただきます。


夫が電話でわりと近くでごはんしているらしく、「おいでよ」と言われたのだけど、まだ、コースが終ってないし、娘を迎えに行って帰る約束なので、夫のところで飲みなおす時間が無く、残念!

又今度、連れて行ってね。