MAYUMI ART (ソプラノ長谷川眞弓 のブログ )

「歌うは愛する業なり」・・「歌に生き、愛に生き」・・「SWEET SONGS FOR LIFE」・・「優しい歌」

やっとお年賀状

2007年01月12日 00時27分01秒 | つれづれぐさ
9日のコンサートまで、年末から練習と、帰省、3日に帰ってきてからも、練習&リハーサル、チケットを手元から手放すようにあちこちご案内と配布し、新年のご挨拶を後回しにしてしまいました。・・だ・か・ら・・・クリスマス前にやっておけばよいものを・・

でも本当に新年になってから、元旦のその日、見た景色に、思った事を書き添えて、御送りすることは、今だからできるのかもしれない。

夫の実家、新潟の関屋浜で日本海に落ちる、美しい初夕日を家族と一緒にみながら、思った事。西に向かってまっすぐに伸びる飛行機雲が、遥かな希望や、夢を目指す、すがすがしい矢印に思えた事。

家族の名前を書きながら、舞台では拍手をもらう私も、家庭では家族の踏み台になってあげられたら、なってあげたいと、いや、なっているだろうかと、思う。

今日は夫が家にいて、朝、サンドイッチとチーズパン、昼、にしんそば(かつおでとるおいしいおだしは自信あり)、夜、から揚げねぎサラダ、かぶらとこんにゃくの煮物、きくらげと春雨のサラダ、豆腐とワカメの味噌汁。

お稽古のお嬢さんが試験前でお休みで、私も時間があって、料理がたくさん出来ました。

デート続き

2007年01月11日 15時05分08秒 | つれづれぐさ
武士の一分を見る。
前5列と壁側だけが空いてるとは、なかなか盛況です。前から5列目のど真ん中を取り、おやつと飲み物を仕入れにコンビニへ。

本編が始まり、とんとんと何気なく、つつましいサラリーマン生活が紹介、夢は子供の道場を開き、一人一人にあった、厳しいばかりでない、剣術を教えたいと、妻に話している。静かに共感しあう夫婦のようす。そしてある日、お毒見のお役目中に毒にあたる夫。

目の見えない武士が、手篭めにされた妻の仇を討つ、川原の決闘も息の詰まる祈るような気持ちで、相手を討った時は感動しました。


最後のシーンで、離縁された妻は、下男の徳兵衛のはからいで内緒で(孤児で身よりもないのだが)飯炊き女にもどった、それまで妻を離縁してから徳兵衛のまずいご飯を食べていたのだが、その女の炊いた最初の食卓、夫がごはんと、おかずの芋煮を口にして、言葉も交わさないで、ただ一言「ようもどってくれた」と手を握り、抱きしめる所は本当に泣けました。芋煮の味ですぐわかる、夫。


つがいの小鳥を飼っていて、それはこの映画のテーマのようです。
不倫のエロチックな欲望を描いた映画が話題になりがち・・・、
でもこの映画のような、夫婦愛をまっすぐに、飾らずにそのまんまとんとんと描いている事が、山田洋次監督、見た後に残る暖かい喜び、愛情、すばらしいです。

必死が、生きようと執着するものに勝つ、
必死の本当の意味を知りました。

デートはこのあと、ご飯を食べて、飲もう、ということで、ちょっと串かつ(二人で2,000円!)それからおいしいシェリーが30種類くらいあるバーで、シェリーをいろいろ飲んで、食べて・・(二人で11,000円)
それから、

電車のあるうちに、帰りました。

楽しかったア・・また、行きたいな・・映画とご飯・・


岩上の牧人

2007年01月10日 18時15分47秒 | これまでのコンサート
2007.1.9
ベガホール、ニューイヤーコンサート、盛会のうちに終了しました。

一部の鈴木謙一郎さんのピアノソロ、超技巧に、観客が度肝を抜かれ、感動した後、木管とのモーツアルトアンサンブルを軽妙なセンスの良い流れで演奏され、

二部は、シャミナーデのフルート協奏曲、とホルンのソロ、そのあと、私とイヨツォフさんと、中島いわえさんでシューベルトの岩上の牧人を演奏しました。(ソリスト演奏の最後)掛け合いの美しい、歌声とクラリネットがアルプスの丘を空高くひびき合うような曲です。願ってもないソリストのイヨツォフさんは、大変すばらしい音色を響かせてくださり、お互いにいい演奏が出来ました。

・・そのあと、女声ママさんコーラスのパフォーマンス演奏で終了しました。



リハーサルから守山俊吾先生が(この日のプロデューサー、指揮者)立会い、ブラーボ!と拍手ですごく励ましてくださいました。スタンバイの舞台袖では、goodサインで、「素晴らしいソプラノ歌手、美しい声、持って」ととにかく絶賛してくださって、私は失敗する気がしませんでした。

会場は立ち見が出ていましたが、しばらくすると端っこ、最前列にも座って落ち着きました。プログラムが足りなくなったくらいだそうです。ギリギリかき集めて配布したそうで・・
この曲を自分の持ち味を出す、大変よいレパートリーの一つに加えられそうです。
その意味でもとても有意義なコンサートになりました。よく勉強されたピアノの中島さんにも、いいバランスを作ってくださって感謝します。

ご来場の皆様、本当に遠くから、ありがとうございました。

名古屋の母、終演後飛んで帰ったものの、間にあわず、新大阪から我家へ、宿泊。
本当にありがとう。
感謝。

鈴木謙一郎さんと楽屋前

今日は、ニューイヤーコンサート2007本番

2007年01月09日 04時32分27秒 | これまでのコンサート

「2007ニューイヤーコンサートinベガホール」、ブルガリア国立ソフィア管
弦楽団のソリストと、共演する、素敵なコンサート。

新年の宵のひととき、感動の「鈴木謙一郎のピアノの世界」、ヨーロッパのきらめく木管の響きを中心に、ソプラノ長谷川眞弓と、楽しく実力派の絶妙の女声コーラスが、賑やかに盛り上げましょうという内容です。難曲の岩上の牧人を願ってもない素晴らしいソ
リストと演奏する楽しみなコンサート、是非お誘いあわせ、お聞きくださいませ。

◆ニューイヤーコンサート 2007 with ソフィア木管五重奏
2007年1月9日(火)19時開演
会 場:ベガホール(阪急宝塚線「清荒神」駅より徒歩1分)
TEL:0797‐84‐6192(梅田から、30分です。)

主 催:国際交流協会
後 援:日本ブルガリア協会、在日ブルガリア大使館、(財)宝塚市文化振興財団
料 金:4,000円(全自由席) 学生券 1,000円

【出 演】
木管:ブルガリア国立ソフィア管弦楽団首席ソリスト5人、
ピアノ:鈴木謙一郎(日本音楽コンクール1位、ホロビッツコンクール最高位)
ソプラノ:長谷川眞弓 他

【プログラム】
モーツアルト:「フィガロの結婚」序曲(ソフィア木管五重奏)

モーツアルト:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調K.452(鈴木謙一郎)

ショパン  :ノクターンOp.9-2

コセンコ  :2つのポエム、

モーツアルト(ボロドス編):トルコ行進曲(鈴木謙一郎)

シューベルト:「岩の上の牧人」
   (クラリネット:B.イョツォフ、ソプラノ:長谷川眞弓、ピアノ:中島五輪江)

シャミナーデ:フルート協奏曲(フルート:K.アーチェヴァ)

J.シュトラウス:アンネンポルカ、涙そうそう、ほんまにほんま
      (女声合唱:仁川コールアミチェ)他

初雪・デート

2007年01月07日 13時43分17秒 | つれづれぐさ
ベッドから、カーテンを少しあけて、降りしきる雪をみる。
何時?
わかんない。
まだみんな寝てるわ。(子供たち)

朝はおかいさん。スーパーの七草粥セットは、なんかいやだ。
わざわざ買ったんじゃ質素なお粥とはいえない。
かぶらの葉っぱ、大根の拍子木切り、ちゃんこの残りの鯛のあらとかつおだしで残りご飯をにる。ゆずを刻んで少し散らす。

食後、ペアカップでコーヒーを。
本当はペアじゃなくて、五客セット。夫の大学時代の陶芸課題作品。
ぽっとから、湯のみ、皿、いろいろ作って「エノコロ草シリーズ」を写真に収め、提出していた。そのころ私たちはもちろん学生でつきあっていて、音楽棟とデザイン棟を行き来して、下宿でも二人の時間を過ごしていた。

このシリーズ、お客さんに出して、夫の作品、というと本当にみんなすごいと言ってくれる。
最近、使っていなかったカップ。
先日眺めていたので、ふと、今日出してみた。

今日、映画を見に行きます。

京都も行きたいです。


今年もよろしくお願いします

2007年01月04日 12時46分51秒 | つれづれぐさ
2007年、1月1日
お参りに行く。関屋浜から、松林をぬけ、「新潟県護国神社」へ。

天気がよく、人出も多かった。
お参りをすませて、夕日に合わせる様にドライブを、関屋浜の夕日見物のデッキや、ベンチ・・並ぶ場所に車をとめて、4人は写メを撮りに、ぶらぶらと歩く。

きれいな飛行機雲がまっすぐ夕日に伸びていて、
輝く夕日が本当にきれいだった。

この海は、初日の入り、次々に見物客がやって来ていた。
高台のデッキで、夫とツーショット・・

この写真はあんまりにもラブラブ(?)なので、
公開できません。



子供たちも入って、新潟ならではのお正月ドライブでした。

さて、1月2日は名古屋へ向かってGo~

途中、寺泊でカニを買いお土産に、高速でサービスエリアのほっかほかの肉まん、天むす、みたらしだんご、ジャガバター串、おいしかったあ。

車は修理後で、快調。
名古屋での楽しいお正月の宴会がはじまり、いつものように飲み続け、婿殿たちもお疲れ様でした。
母の手料理が、今年は一段と素晴らしくて・・また、いつかゆっくりとお正月をして、お料理も作り新年の準備を楽しみたいです、

ニューイヤーコンサートは今年限りに。

そして、昨日宝塚に戻り、お土産の「味噌煮込みうどん」をみんなでつついて、いただきました。本家山本屋、おいしいです。

1月4日、今朝から
夫は出勤です。社によってから出張。
駅まで送る車の中、暗いうちからこうしてまた、仕事に向かう夫に、
何だか声をかけたくて、「また一年宜しくお願いします、愛しています」
とだけ、言いました。

そして同じ言葉を言ってくれた・・
妻としての悲しみ、どこに捨てたらいいのでしょうか。


帰省ドライブ

2007年01月04日 11時54分01秒 | つれづれぐさ
2006年の終わりは、この景色がしめくくる。

浮かぶ雲、寄せる低い波、果てしなく続く広い海。

家族と、運転する夫と、「わーっ」と声を上げて

広がる景色に感動している時間が、

幸せなことだな、と感じると同時に、

その儚さにも怖くなる。

どうかどうか、・・愛がここに留まります様に。