たびたびここでも紹介した私の卒論
『孔明が示す今を生きるということ』
孔明というのは三国志の時代の名軍師と言われた諸葛孔明。
なぜか生きるという、一見簡単なようですっごく難しいテーマを選んだ。
そんなに文章力もないんだけどさ。
生きる意味とかさ、今まで考えたこと何度も、一晩中考えたことあったけど、
答えなんて出てこなかったなぁ。
東京のJR中央線には、よく人身事故が起こる。
それは人が飛び込んでいて、おそらく死亡しているからだ。
残念ながら自殺の名所だ。
駅のホームは大混雑。
みんなケータイ片手に会社に連絡。
「また人身事故かよ。」
サラリーマンの声が聞こえる。
でもそこで思うわけよ。
「そこで一人の命が、人生が終わったんだよ。」
悲しむ遺族はJRから何千万円がわからないけど賠償請求されてさ。
飛び込んだ人は、何を思って飛び込んだのかな。
飛び込んだ人は、何と戦っていたのかな。
飛び込んだ人は、どれだけ苦しかったのかな。
妻の死以来、死に敏感になっているせいか、そのココロの奥底を考えてしまう。
生きていることに意味があるとすれば、それは死んでないってことなんだろうな。
時計の針は1秒1秒時間を刻んでいくけど、46億年からしてみれば、
僕らの命なんて一瞬なんだろうね。
でもさ、生きてるからこそ、何かできるんだろうね。
人を好きになるのも、悲しみに涙を流すのも、大切な人のぬくもりを感じるのも。
そしてそれを表現して、いつしか心を通わせて、愛が生まれて、命を受け継いで。
卒論の最後にこう書いた。
「孔明を深く読んだ今、もう一度今を生きるということを考えてみる。
人生において、目的があって、また、それにはいろんな壁がある。
でもそこには何か突破口があるはずである。
そう考えたら、勇気が湧いてきたように思う。
単にそのまま受け入れてるわけでなく、
自分のフィルターを通してそう言えるのである。
自分もその困難を突破してみようと思うし、
そしてそれによって、誰かにその勇気が伝えられたらいいと思うのだ。」
大学4年の私は一体何を思って生きていたんだろうなぁ。
いくつもの悲しみや挫折を乗り越えてきたから、こう書けたのかな。
今の私はそんな力は大分無くしてしまったけど、それでもここに生きている。
いろんな人に支えられてなんとか生きている。
今を生きる。
今を生きるのだ。
『孔明が示す今を生きるということ』
孔明というのは三国志の時代の名軍師と言われた諸葛孔明。
なぜか生きるという、一見簡単なようですっごく難しいテーマを選んだ。
そんなに文章力もないんだけどさ。
生きる意味とかさ、今まで考えたこと何度も、一晩中考えたことあったけど、
答えなんて出てこなかったなぁ。
東京のJR中央線には、よく人身事故が起こる。
それは人が飛び込んでいて、おそらく死亡しているからだ。
残念ながら自殺の名所だ。
駅のホームは大混雑。
みんなケータイ片手に会社に連絡。
「また人身事故かよ。」
サラリーマンの声が聞こえる。
でもそこで思うわけよ。
「そこで一人の命が、人生が終わったんだよ。」
悲しむ遺族はJRから何千万円がわからないけど賠償請求されてさ。
飛び込んだ人は、何を思って飛び込んだのかな。
飛び込んだ人は、何と戦っていたのかな。
飛び込んだ人は、どれだけ苦しかったのかな。
妻の死以来、死に敏感になっているせいか、そのココロの奥底を考えてしまう。
生きていることに意味があるとすれば、それは死んでないってことなんだろうな。
時計の針は1秒1秒時間を刻んでいくけど、46億年からしてみれば、
僕らの命なんて一瞬なんだろうね。
でもさ、生きてるからこそ、何かできるんだろうね。
人を好きになるのも、悲しみに涙を流すのも、大切な人のぬくもりを感じるのも。
そしてそれを表現して、いつしか心を通わせて、愛が生まれて、命を受け継いで。
卒論の最後にこう書いた。
「孔明を深く読んだ今、もう一度今を生きるということを考えてみる。
人生において、目的があって、また、それにはいろんな壁がある。
でもそこには何か突破口があるはずである。
そう考えたら、勇気が湧いてきたように思う。
単にそのまま受け入れてるわけでなく、
自分のフィルターを通してそう言えるのである。
自分もその困難を突破してみようと思うし、
そしてそれによって、誰かにその勇気が伝えられたらいいと思うのだ。」
大学4年の私は一体何を思って生きていたんだろうなぁ。
いくつもの悲しみや挫折を乗り越えてきたから、こう書けたのかな。
今の私はそんな力は大分無くしてしまったけど、それでもここに生きている。
いろんな人に支えられてなんとか生きている。
今を生きる。
今を生きるのだ。