大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

ちょっと一息

2010年03月08日 | ノンジャンル
 「ちょっと一息」の前に、目が離せませんよと言った11日の「卒後の学ぶ場・専攻科を考えるつどい」のことを。スタッフでヤンボラ・ヤンクラ担当のTさんも一つ前のブログで宣伝していました。もう一つ、ナガチャンからの連絡で、大阪府立大学のオープンカレッジを卒業したOくん(成人の集いについてのブログで紹介)がオープンカレッジの要綱を20部もって参加し、発言するそうです。
 彼曰く、「専攻科は自分が一番考えているところでピッタリ!!の要求だ!今あるのなら、すぐにでも行きたい!!」と。
 どんどん当事者が参加し、ぽぽろに集い働くすべての青年たちがねがいを共有出るような取り組みに是非していきたいですね。その中で、「自分づくり」ができて、ねがいにかなう青年が主人公の学ぶ場ができたら最高!!(元ヤン)
 皆さんのお越しを待っています。


 昨日は日曜日でしたがスタッフのKさんと午前中は東大阪市高井田の障害者センターで療育センターの4歳児クラス有志の皆さんの交流会に招かれ、子どもたちと遊びました。何もない集会室でしたので、ぽぽろからトランャ潟唐竄迹芬ヤやらビリボーやら…遊びグッズを持ち込みました。
 日曜日の朝9時半という時間からにもかかわらず、10組でしたかパパ・ママさんとクラスの先生もたくさん来ておられました。すごいなぁー。
 初めての場所やとりくみで、部屋に入れなかった子どもや周辺参加のこどももいましたが、初めてにしては遊びの渦ができてのびのびと楽しんでいたのではと思いました。
 Kさんも後で言っておりましたが、少し気になったのは遊びは盛り上がるけど「順番」のしつけが行き届いているのか、自分の番が終わると普通なら「もう一回!!!」と迫ってきて取り合いになるのだけど、いつの間にかいなくなって一人で本読みしていたり、違う遊びをしていたりすることでした。「みんなと一緒に楽しむ」ことが難しいのは、まだ幼児さんだからだろうか…。パパ・ママも今一遊びに入れない周辺参加が多かったのも気になったところです。
 まっ、初めてのとりくみだったようですし、クラスに呼びかけられたぽぽろ利用者のHさん、ご苦労様でした。楽しいひとときをありがとうございました。


 さて、午後からはあそびグッズを車に乗せたまま住吉総合福祉センターで行われた大阪障害児放課後ネットワーク総会に参加してきました。
 滋賀大の黒田学先生の講演に励まされました。障害児の放課後保障問題を専門に研究されている数少ない研究者の中のお一人です。
 いつでも、どこでも希望すれば必要に応じて参加できる放課後(長期休業含む)活動の場・制度づくりのとりくみは大事な局面に入ってきました。

 全国放課後連の実態調査結果も出ました。政府の障がい者制度改革推進会議での児童分野の議論も近々予定されており、パブリックコメントの募集も呼びかけられています。意見募集は1,000字以内だそうですので、難しいことではなくて困っている実態や要望、こんな施策があったらいいなっていうことを書いて送りましょう。テーマは何でもいいですよ。



 それにしてもぽぽろは「猫の手も借りたい忙しさ」。
 今日はぽぽろは休みの日ですが、私は午後からが就学相談です。午前中は久々に身の回りのことをしています。猫のように真ん丸くなってこたつにあたりながらボケーッといきたいものです…。


 さて、こちらの猫、このブログで宣伝したミケ本。売れ行きはまずまずの様です。
 長野の友人(著者)から以下のお便りが届きました。ぽぽろで預かった本も10冊が売れて、再注文する予定です。事務所にも一冊おいて、検査中に待っていらっしゃるお母さんにでも読んでもらおうかな?ホンワカ癒されますわ。 

 「地元の大型書店では、こんな風にミケ本が並べられています。新刊本コーナーとペット本コーナーに。有名作家さんの本と並んでいたのは感動もんでした!ペット本コーナーではちょうど人の目の高さあたりに置いてあり、一番目立ってました!はじめに置かれた20冊が完売し、追加の20冊も二日間で15冊になったそうです!
新聞社4社、ミニコミ誌2社から取材の申し込みがあり、ちょっと嬉しいです。痩せなきゃ。化粧しなきゃ(笑)では、お休みなさい!」(岡田裕)



 このブログを立ち上げようとしたら、彼からお便りが届きました。地元・長野の書店ではベストセラーで売り上げ第5位だとか…。「いい気になってミケが盗まれたら大変なので天狗にならないよう、気を引き締めています」とか…。
 写真で載っていたミケと歩く「タカボッチ山」の風景を思い出しながら、いつのことになるやらわからんけど、穂高連峰の縦走はあきらめたからまた山に登ろうや。