大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

ちょっと一息

2012年01月03日 | ノンジャンル
  明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします。

 「学ぶ作業所・ぽぽろスクエア」の立ち上げは目前です。生みの苦しみとワクワクする毎日が新たに加わります。
 その一方、ぽぽろ(放出)がある建物は4月からの改修工事で4~5ヶ月間の一時立ち退きとなります。今引越し先を探しています。相談支援事業所「障害者支援センターつるみ」も引っ越してきて、ぽぽろと一体的な運営をする予定です。
 4月から児童分野の事業はこれまでの自立支援法からすべて児童福祉法に一元化され、制度が大幅に変わります。児童デイサービスは児童発達支援事業でいくのか、新たに始まる放課後等デイサービス事業で行くのか1年以内に選択しなければなりません。
 3~4月には人事異動で態勢が変わることになると思います。
 おそらく、私は「ぽぽスク」(松原)とぽぽろ本部ともいうべき鶴見区放出とぽぽろ大東(時々でしょうが)を往ったり来たりしなければならないでしょう。

 それに加えて法人本部のある大阪障害者センター(住吉区)にも足しげく通わなければならなくなると思います。
 事務局をしている大阪障害児・者を守る会(中心は母親)で「子からの自立と親からの子の自立」を可能にする制度や社会、教育・福祉実践のあり方を問う家族・介護者の生活・健康などの実態調査にとりくむことになりそうだからです。1年かけて実態調査にもとづく提言をまとめて大阪府や国にもっていく計画です。守る会は大阪障害者センターに事務所を構えているから4箇所を往ったり来たりになりますね。
 研究者の協力を得ながらも、親たち自身による画期的な調査、学習運動です。是非、実行委員会に加わってくださいね。この課題と運動は私自身のある種「卒業論文」にしたいと思っています…。

 こうして、ますます限りなく多忙な状態に追い込んでいく自分を止めることができません。止める人もいません。これはもはや多動を超えた暴走なのでしょうか?

 ところが、出鼻をくじかれる出来事が起こったのです。新春からダッシュ!と思って休業に入ったのに大ブレーキが…hi
 29日、我が家の年末大聡怩ナぎっくり腰になって翌日から動けなくなってしまったのです。正月3日の今日になって、やっと散歩程度の歩行が可能になりました。(明日の恒例・新春府庁前宣伝活動にも行けそうにありません。連続21回参加の記録もついに途絶えるか…)。

 こんなスタートとなりましたが、「つき合いきれないわ」と嘆きながらもつきあって頂いている皆さん、今年もよろしくね。


 さてさて、今年の正月はこの子と過ごしました。不思議ですねぇ。孫の笑顔がどれだけ背中の痛みを和らげてくれたことか!!
 痛みをこらえて買いに行ったこのお人形は予想通り大ヒットでした。
 レースのカーテンに隠れてイナイバァー遊びをするとゲラ子になってしまいました。

 今日でじぃちゃんもおしまい。

 しかし、孫になると実に成長・発達の過程がよく分かるものなんですね!
 「這えば立て、立てば歩めの親心」とはホントによく言ったものです。心理の仕事をしている親にしてこれです。「上の歯がまだ生えない」「三項関係ができていない…」「共同注意できた!?」などなど…。その点、じいちゃんは気楽で楽天的です。「急がない急がない!ゆっくりのんびりいこうね」と。

 今、たまたまですが『やわらかい自我のつぼみ~3歳になるまでの発達と「1歳半の節」』(白石正久氏著 全障研出版部)をスタッフ全員が買って読んでいる(?)最中です。孫のおかげで実にリアルでおもしろい。

 わが孫は10ヶ月、スタッフのKさんとこは丁度1歳を迎えます。
 ともに4月から保育所入所をめざしています。「自我の誕生から拡大へ」向かうこの時期、「1歳なかごろに芽生えた自我は、ほどなく自我のマグマが噴火しているのではないか」(前著)と思われるほどの「だだこねや「とりあい」「噛み合い」までに発展するこの時期に、矛盾を乗り越え「やわらかい自我」を豊かにふくらませ確立させていく保育の大切さも強調してあげたいものです。

 あっ、孫が起き出してきたみたいです。それではこの辺で、また…。


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