ひっぽろ神事 ２（志摩市阿児町立神）

すっかり暗くなりました
獅子は　舞い続けます

上座の酉の座　に向かって　饗応接待するので
酒場の馳（はせ）の座の小間使いは（中学生から募集）
食べてくれ　飲んでくれと進める

人気ブログランキングへ

ひっぽろ神事の上座は酉（とり）の座（志摩市阿児町立神）

昔　通行証の発行権限の有った寺院の僧侶と
村の役員が並び　馳の座（祷屋人）が　
饗応接待する

若衆は　お裾分けをよこせと群がる
何時しか　若衆は闇を利用して
酒を持ってこい　たばこの火をと
要求が強くなる

杜氏（酒場の責任者）も勧める

この当たりでよろしいですか尋ねるが
まだまだだとの返事が　何回となく続く

獅子舞が９回目になると　満足したと告げる

人気ブログランキングへ

ひっぽろ神事の獅子に幣を託す（志摩市阿児町立神）

上座は酉（とり）の座は　接待に満足した
お礼に　獅子まで子供たちに運ばせ　
幣を託し宮中へ届ける

後ろに　高々と幣を無数に付けた
豊年竿回し行われる

人気ブログランキングへ

ひっぽろ神事の酒場小屋破りの火（志摩市阿児町立神）

饗応接待が満足を頂いたので
酒場小酒場屋の後始末を兼ね
かがり火を焚くが　燃え上がると
酉の座の若衆が　すかさず消しに来る

人気ブログランキングへ

ひっぽろ神事かがり火は 酉・馳の攻防戦（志摩市阿児町立神）

ひっぽろ火祭りと云われているが
この火は　酒場小屋や　周辺の後始末を兼ね
焚くかがり火

ところが　酉の座の若衆は　お酒を飲み
顔が赤くなっているから
顔を見られたくないと消しに来る
こんな状態が何回となく燃え尽きるまで続く

消えかかった頃　火の用心を伝え　酉の座の若衆は
引き揚げた

人気ブログランキングへ