今朝は茨木のり子さんの「歳月」という詩集を
読んで過ごしました。あとがきの「Y」の箱
という文章で、お二人とももうこの世には
いらっしゃらないのだということを知ったとき
わけもなく激しい嗚咽がこみ上げてきました。
私がこの詩集の中で一番共鳴した一遍です。
(存在)
あなたはもしかしたら
存在しなかったのかもしれない
あなたという形をとって 何か
素敵な気がすうっと流れただけで
~中略~
ただ透明な気と気が
触れ合っただけのような
それはそれでよかったような
いきものはすべてそうして消えうせてゆくような
読んで過ごしました。あとがきの「Y」の箱
という文章で、お二人とももうこの世には
いらっしゃらないのだということを知ったとき
わけもなく激しい嗚咽がこみ上げてきました。
私がこの詩集の中で一番共鳴した一遍です。
(存在)
あなたはもしかしたら
存在しなかったのかもしれない
あなたという形をとって 何か
素敵な気がすうっと流れただけで
~中略~
ただ透明な気と気が
触れ合っただけのような
それはそれでよかったような
いきものはすべてそうして消えうせてゆくような