
もう46年もの歳月が流れたのですね!
チッチみたく数学が大の苦手の高校生だった私は
兄の特訓を受けるべく兄の自宅へ勉強に
行ったことがありました。あまりのできの悪さに
怒った兄はもう私のことを殴らんばかり。
涙をポロポロ零す私のことを
義姉はそっと見守っていてくれて
勉強が終わったら私の大好きなインスタントラーメンを
夜食に作ってくれました。そして義姉の愛読書だった
「小さな恋のものがたり」をそっと貸してくれたのです。
それがこの本と私の出逢いです。
その日からもうこのものがたりのすっかり虜に
なってしまって。数学の方はあいもかわらず
でもそのノートの空地にはもうびっしり
チッチとサリーが登場です

マッチ棒かと思ってたチッチの足は実は
さくらんぼだったんだと41集を読んでいて
発見しました。
あのころから恋に対するあこがれは私の中では
ちっとも変ってはいません。
それどころかもっともっと純粋に
キラキラキラと輝きをましていることに
気付いてひとり頬を染めている私がいます。






亀さん卵産んだ、三個
一個は割れて水は黄色く濁ってた
でも雄と隔離されて暮しているので
その残りの二個も夢精卵で命を得ることはない
亀さん、一体何のために卵を産んだの
何のための人生だったの?
一個は割れて水は黄色く濁ってた
でも雄と隔離されて暮しているので
その残りの二個も夢精卵で命を得ることはない
亀さん、一体何のために卵を産んだの
何のための人生だったの?
