ひとつのしあわせ

ふたつのこころに

ひとつのしあわせ

あったかひだまり

何があっても

もう離れない

ゆるやかに熱く

ゆるやかな

青き炎を

君に捧げん

あなたが好きです

あたたかな

灯りが点る

あのひとが

恥ずかしそうに

たったひと言

眼差しは

眼差しは

青空なのか

キミがいる

ワタシの瞳に

キミが棲んでる

ふと

あなたの中に


溶ける一瞬


永遠が見えた

感受性

　　　　　感受性

　　　　　　　　　　　　　　菅原秀樹


昨日、きれいに思えた花が
今日は、きれいに思えない

さっき、好きだと思えた歌が
今は、好きだと思えない

ただの気まぐれならいいけれど

あのときの気持ちは
どこにいってしまった

悲しくなって、うつむくと
ゴミ箱が、言った

「本当はこれはいらないの」

余計に悲しくなって、泣きだすと
またゴミ箱が言った

「悲しい気持ちは、捨てないで」

昨日、きれいに思えた花が
ゴミ箱の中で、咲いていた


　　　　　　　　「詩とファンタジー　秋茜号」より




　　　　　　　



きっと悲しい気持ち
ホントはたからものなのですね
一等きれいな花の咲く

読めば読むほど味わい深い
スルメみたいな（＾＾；）と～～っても
ステキな作品ですよね。




　　

ココロヲタベテ

私のココロを食べて欲しい

パクッとひとおもいに

はい、ア～ンして

海の色はミルク色

この海ん中

ミルク色の海ん中

一緒に居ようねいつまでも

ここなら時間も約束も

なんにもないよ

あるのはただほら

二人っきりの

まあるいまあるいアイだけさ