お金があればなんでも可能な刑務所と言われるフィリピン。
が多少まともになってきたのか?
フィリピン矯正局(BuCor)は、最近、政治犯の妻が「卑劣で精神的苦痛を与える」身体検査を受けたと報告していることを受け、
刑務所の囚人の面会者に対する身体検査を一時停止した。
金曜日に発表された覚書の中で、矯正局長官は、現在進行中の手続き見直しの一環として、収監者の面会者に対する裸体検査と
腔内検査の即時停止を命じた。
これは、人権委員会と司法省が、収監者の面会者から報告された人権侵害について別々に調査を
開始したことを受けたもので、司法長官は、すべての矯正施設において「最高度の人権尊重」を堅持することを誓約した。
フィリピン人政治犯の家族や友人の支援組織であるKapatidは、4月21日にニュービリビッド刑務所で政治犯の妻に対して行われた
「非人間的な」裸体検査の詳細を記した正式な訴状を月曜日に提出した。
この裸体検査に関連して、7人のBuCor刑務官がその職を解任された。
国連の「囚人の処遇に関する標準最低規則」(マンデラ規則)では、保安検査は「囚人に対する嫌がらせ、脅迫、不必要な
プライバシー侵害のために用いてはならない」と定めており、「押しつけがましい検査は、囚人と同性の訓練を受けた職員が
個室で行うものとする」としている。
「政治犯の妻たちの屈辱的な体験は、囚人や面会者の待遇、女性に対する暴力を規定する国際法や国内法に対する明白な
違反であり、大胆な嫌がらせであるとして調査される必要がある」と支援組織であるKapatidは不満を表明している。
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