植⺠地の近代化
植⺠地フィリピンの港、1880-1908 年
19 世紀半ば、蒸気を動⼒とする⼤洋航路の出現によって始まった海上輸送の⾰命は、植⺠地港湾都市の開発と拡張と密接に結びついている。
今回寄稿する本ブログではまず、技術がいかに海上貿易の拡⼤を促し、必然的に世界各地の港湾施設の近代化を促したかを簡単に説明する。 そして、フィリピンの港湾の近代化が、しばしば⼤帝国主義の時代と呼ばれる 19 世紀後半から 20 世紀初頭にかけての植⺠地港湾事業を理解する上で、どのような例となり、またモデルとなったかに焦点を当てる。
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