狂った隣室

この２、３日隣室が狂っている。
深夜と言うか早朝4時。狂ったような女のけらけら笑い声！
しかもドッシャンバッシャン！
男性の声は確かに日本人。オネーチャンも日本語。
聞き耳立てなくとも、直ぐにジャパユキネーチャンと分かった。しかも複数だ。

夕方7時くらいは、爆音のようなテレビの音量。

フィリピン人が昼夜かまわずに五月蝿いのは良く分かるが、なんとも珍しい！
近所の方もその五月蝿さにガードマンへ苦情を言う。
直ぐにその部屋へ直行。なにやら日本人の罵声が聞こえる。
「誰にも迷惑かけてネーダロウ！誰がいちいちウルセーこと言ってやがる！」
その当事者が一番五月蝿いからそのようなことになるのだが。

フィリピンでは隣近所への迷惑等は全く考えていないことをよく目の当たりに見かけることがある。

しかし、狂の隣室、すでに3時間ほど「ケラケラ」と頭のすってんぺんから出して笑っているジャパユキネーチャン。
10分に一回は良くご存知の「奇声」を発する。

壁にでも体当たりしているかのように壁が響く。そして奇声、ケラケラ笑い声。

買い物へ出かけるときに、その部屋のドアーが開いている。
そのドアーからは肉声のケラケラ声、そして奇声。
ガードマンが入り口で、「たの部屋の皆様に大変迷惑です。静かにしてください。ドアーは開けっ放しでは危険です。」
間あったく聞く耳持たず。
オネーチャン。フィリピン人のガードへ日本語で話している。
ガードマンはチンプンカンプン。
オネーチャンふとわれに返り「オオガパラ　フィリピーノ　シャ！」
通りすがりに訳の分からない三段バラのオネーチャンに尋ねられた。
「パパ　ワタシタチ　ウルサイダッテ　コノガードマン。ワタシタチ　ウルサイ？」
うるさいとかの問題ではなく、全く非常識ですね。
「・・・・・・・・・・・」きょとんとした顔で顔見ながら
「ニホンジンデスカ？」
正直、このような非常識女に言われたくない。でも一くさり言ってやった。
「日本へ行って日本通ぶっているようだけど、一寸静かにすれば。貴方達本当に五月蝿いですよ！」

「パパ　ワタシタチウルサイダッテ！」と言ってドア閉めて部屋の中へ。

でも本当に五月蝿い。奇声・ドッチャンバッチャン・ケラ笑いは早朝まで続いた。

翌日、パンパシフィックホテルで昼飯を食っていた。
半分キチガイのような露出ファッションのオネーチャン3人とジジィ殿が入ってきた。
ケラケラ笑い声。やっぱり見たことがある顔と思っていたら隣室の大騒ぎグループだ！
席に座っても当たりかまわず大騒ぎ。何が嬉しいのか理解に苦しむ。周りの外国人も見るからに見下げたような顔をしてそのグループを見つめている。全くそれすら気がつかないこのグループ。
旅の恥は掻き捨てなどと勝手な解釈をする旅行者が多いのは良く知っている。
何を仕様が自己責任でやっているのだから勝手！でも勝手と非常識くらいわきまえられる感覚を持っていたいものです。

そのグループが去った後、ほっとしたような顔のアメリカ人。
見下げたような顔でにらみつけていた韓国人。
胸をなでおろすよ様な仕草で天井を仰ぐ店員。
私はあの方達等決して知りません。と無関係を装うＰＰでした。

それにしても、あのドアの閉め方ドッシャーン。そしてケラ笑い・奇声。　常人ではなく単なるキチガイのようにも思えた。


旅の恥は掻き捨て。と流暢なことを話す人。結構他人への迷惑をわきまえて行動をする方が多いのですが？

個人的評価(睡眠不足の影響大）

でもあの奇声を上げたオネーチャン、顔見ただけでハローウィーンの化粧は要らないな！　m(_ _)m