2024 フィリピン台風名称
2024年の太平洋台風シーズンは、記録上5番目に遅い太平洋台風シーズンの始まった。西太平洋で発生する熱帯低気圧の年周期の中で、現在進行中の現象である。シーズンは2024年中続くが、ほとんどの熱帯低気圧は通常5月から10月の間に発生する。5月26日に発生した今シーズン最初の台風エウィニア(フィリッピン名アゴン)は、勢力を強め、今シーズン最初の台風となった。
5月26日に発生した台風1号(フィリピン名AGHON)はフィリピン担当領域(PAR)内で発生したために、フィリン国内では台風1号となった。
6月1日に発生した台風は、本来なら台風2号になるが、フィリピン担当領域(PAR)外で発生したため日本では台風2号と記されているが、フィリピンでは存在しない。台風2号はBUTCHOYの名称になるが、フィリピン担当領域外のため、MALIKSIという名称でフィリピンでは台風と記録されていない。
フィリピンの台風の定義
赤道の北、東経100度から180度までの太平洋に限定する。北西太平洋では、熱帯低気圧の名称を決める機関が2つに分かれているため、しばしば1つの低気圧に2つの名前が付けられることがある。日本気象庁は、熱帯低気圧の10分間持続風速が少なくとも65km/h以上であれば、熱帯低気圧と命名する。フィリピン大気地球物理天文台(PAGASA)は、東経135度から115度、北緯5度から25度に位置するフィリピン担当領域(PAR)内で熱帯低気圧に移行、または熱帯低気圧として形成された熱帯低気圧に、気象庁が既に熱帯低気圧の名称を付与しているか否かにかかわらず、名称を付与する。
米国の合同台風警報センター(JTWC)が監視する熱帯低気圧には、「W 」の接尾辞が付いた番号が付けられる。
2024年度フィリピンの台風名称
アゴンは台風1号で、ブチョイは台風2号になる。順に号数となる。
但し、フィリピンには台風を「号」表記はしない。
アゴン
ブチョイ
カリーナ
ディンド
エンテン
フェルディ
ヘレン
イグメ
ジュリアン
クリスティン
レオン
マルセ
ニカ
オフェル
ペピート
ケルビン
ロミナ
シオニー
トニョ
ウパン
ヴィッキー
ウォーレン
ヨヨン
ゾシモ
ゾシモ以降に発生した場合、Aからああらアタに始まりアラクダンの名称が用いられる。
アラクダン
バルド
クララ
デンシオ
エストン
フェリペ
ゴメル
ヘリング
イスマエル
フリオ
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