構想としては三つくらいあるそうです。東海岸
と西海岸、それにテキサスの中心、がその候補で
西海岸(サンフランシスコやロスアンジェルス)
とテキサス中心部ではすでに着工が始まっている
のですが、西海岸の方は中国に依頼したためか、
中止されています。
テキサスの方は、JR東海が中心になっています
ので、こちらは順調にことが運んでいます。
しかし、車輌の安全性に関しては、日本と米国
では、大きな隔たりがあるそうです。米国では、
衝突事故が発生しても、乗客の安全が確保できる
ように、車輌が堅牢に造らねばならないのだそう
です。年間千件近くの衝突事故が起こっている国
ですから、そう考えるのも当然なのでしょうね。
一方、新幹線では、そもそも衝突が起こさない
ことが基本の設計思想ですから、車輌は柔なわけ
で、米国の安全基準には合いません。そこで日本
やJR東海は、新幹線の安全思想を徹底的に説明し
今回は特例として、テキサスの鉄道計画にのみ、
日本の規格を認めた形になったそうです。実際に
運行が始まり安全性が認められたら、この規格が
アメリカの鉄道(専用路線用)の安全規格になる
かもしれません。
更に、アメリカの東海岸で高速鉄道を運営中の
アムトラックとタイアップしますから、アメリカ
各地で新幹線システムの導入が増えるかもしれま
せんね。
次は、ニューヨーク、ワシントンを結ぶ東海岸
への導入がポイントになりそうですが、こちらは
リニア新幹線になるかもしれませんね。西海岸の
サンフランシスコでは人口の減少があるとのこと
なので、どうなりますか。
PS.
中国の沿岸部の住民が放射線測定器を購入して
自宅の周辺を測定したそうです。結果は東京での
放射線測定数値の千倍ほどの数値が出たそうで、
これは住宅などに使われている建材自体に放射能
が含まれていることが原因なのだとか。”藪蛇”に
なっちゃいましたね。日本国内でも、合版などを
中国からも輸入していますので、使用時には注意
が必要かもしれません。^^; 居室の壁紙の向こう
は、石膏ボードを挟んで合版ですからね。
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