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平成の本音 与野党バトルのブーメラン (その3)

2012-04-05 | Weblog
平成の本音 与野党バトルのブーメラン (その3)
1月24日から2012年通常国会が開催され、国会の内外で与野党の論戦が展開されている。国会での質疑や新聞、テレビで報道されていることは次のように自民・公明を中心とする野党による民主党政権や大臣への批判がほとんどだ。
・東日本大震災への政府の対応について10組織ほどの各種会議における議事録が残っていない。民主党政権と官僚に溝。
・沖縄県宜野湾市長選を前にして真部朗沖縄防衛局長が関係職員に「講話」をしていた問題。
・田中防衛相は、米国の軍事戦略用語“ジョイント・エアー・シー・バトル”を知らない。秘書官に聞くな。
・社会保障、税一体改革で消費税増税につき協議に応じられない、などなど。
いずれも批判は一見当たっているようだが、いずれの批判も野党側にブーメランのように戻って行っているようだ。
 1、緊急事態会議における議事録問題のブーメラン (その1で掲載)
 2、沖縄防衛局長の関係職員への「講話」問題のブーメラン(その2で掲載) 
 3、消費税増税問題のブーメラン
 野田政権は、2月17日、消費税増税を軸とする社会保障、税制一体改革大綱を決定した。その中には、国会議員定数や国家公務員給与の削減など財政支出の削減の上で一定の評価が出来る点もあるが、年金制度改革については現行制度の下での手直し程度に過ぎず、納付率が60%前後に落ち込んでいる破綻状態の国民年金への対応など抜本改革の道筋が明らかにされておらず、消費税増税頼みの案となっている。
 水面下で国家公務員給与の削減など個別の事項につき主要与野党間で取引がなされていたと見られるが、消費税10%への増税について野党自民党は協議に応じていない。
 自民・公明両党は、政権にあった時代には“増税は政権政党としての責任”などと主張し、10%以上の増税にも言及しており、現政権と同じような増税を主張していたではないか。野党になったら“無責任野党”であって良いのか。そもそも現在の財政悪化、1,000兆円超の公的債務は、自民・公明両党が政権にあった時に原因を作ったのではないか。野党も反対ばかりしていないで、具体的な対案を示すべきであろう。
 4、国会審議はクイズ番組か、堕ちる国会! (その4に掲載)
(2012.02.14.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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平成の本音 与野党バトルのブーメラン (その3)

2012-04-05 | Weblog
平成の本音 与野党バトルのブーメラン (その3)
1月24日から2012年通常国会が開催され、国会の内外で与野党の論戦が展開されている。国会での質疑や新聞、テレビで報道されていることは次のように自民・公明を中心とする野党による民主党政権や大臣への批判がほとんどだ。
・東日本大震災への政府の対応について10組織ほどの各種会議における議事録が残っていない。民主党政権と官僚に溝。
・沖縄県宜野湾市長選を前にして真部朗沖縄防衛局長が関係職員に「講話」をしていた問題。
・田中防衛相は、米国の軍事戦略用語“ジョイント・エアー・シー・バトル”を知らない。秘書官に聞くな。
・社会保障、税一体改革で消費税増税につき協議に応じられない、などなど。
いずれも批判は一見当たっているようだが、いずれの批判も野党側にブーメランのように戻って行っているようだ。
 1、緊急事態会議における議事録問題のブーメラン (その1で掲載)
 2、沖縄防衛局長の関係職員への「講話」問題のブーメラン(その2で掲載) 
 3、消費税増税問題のブーメラン
 野田政権は、2月17日、消費税増税を軸とする社会保障、税制一体改革大綱を決定した。その中には、国会議員定数や国家公務員給与の削減など財政支出の削減の上で一定の評価が出来る点もあるが、年金制度改革については現行制度の下での手直し程度に過ぎず、納付率が60%前後に落ち込んでいる破綻状態の国民年金への対応など抜本改革の道筋が明らかにされておらず、消費税増税頼みの案となっている。
 水面下で国家公務員給与の削減など個別の事項につき主要与野党間で取引がなされていたと見られるが、消費税10%への増税について野党自民党は協議に応じていない。
 自民・公明両党は、政権にあった時代には“増税は政権政党としての責任”などと主張し、10%以上の増税にも言及しており、現政権と同じような増税を主張していたではないか。野党になったら“無責任野党”であって良いのか。そもそも現在の財政悪化、1,000兆円超の公的債務は、自民・公明両党が政権にあった時に原因を作ったのではないか。野党も反対ばかりしていないで、具体的な対案を示すべきであろう。
 4、国会審議はクイズ番組か、堕ちる国会! (その4に掲載)
(2012.02.14.)(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
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