作文小論文講座

苦手な作文を得意に。小学生から受験生まで、文章上達のコツを項目別に解説。作文検定試験にも対応。

言葉の森・小6の作文 幸せは歩いてこない

2011-10-20 | 作文
 言葉の森の小学校6年生の10月3週の課題は、努力と忍耐なくして幸運はありえないという内容の長文の感想文です。小6の女の子が実例として、お父さんに取材した話をたっぷり書いてくれました。

========
 父は、テニスの練習を繰り返し行った。練習と同じボールが試合でも来るとは限らないが、練習での成功体験を多く積むことで、試合での対応ができる。努力をすれば必ず試合に勝てるとは言えないが、試合に勝つ人は必ず努力をしている。練習でコツコツ積んだことが試合で返ってくると信じて、日々努力をしていると父は言っていた。
(中略)
この前、父のテニスの試合を見に行った。練習では、何球ものボールを狙って打っていた。試合では、相手の出す球を素早く打って、試合に勝った。
(中略)
 人間にとって幸運とは、待っているだけではなくて、日々の努力の積み重ねでつかみ取っていくものである。
========

 お父さんの話を聞き、また、実際に試合で戦う姿を見て、課題長文の内容をより深く、実感として理解することができたようです。
 この作文を読んで、「幸せは歩いてこない だから歩いて行くんだね」という歌を思い出しました(笑)。幸せに向かって、少しずつでも歩を進めていきたいですね。


にほんブログ村 教育ブログ 国語科教育へにほんブログ村
 ↑
ブログランキングのページです。
よろしければ、クリックをお願いします。<(_ _)>

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。