作文小論文講座

苦手な作文を得意に。小学生から受験生まで、文章上達のコツを項目別に解説。作文検定試験にも対応。

今日の日記からすぐに活用できるワンポイントアドバイス(11)

2011-05-31 | 日記
◆たぶん

 今日のポイントは、「たぶん」という言葉を使って、ほかの人の気持ちを推測して書くということです。「たぶん」という言葉は、さまざまな場面で使えますが、今回は、「たぶん、みきちゃんはさびしかったのだと思います。」「たぶん、お母さんは、ぼくのことを心配してくれたのだと思います。」のように、自分以外の人の気持ちを推測して書くときに使ってみてください。
 ほかの人の気持ちを推測して書く練習は、感想文のときにも役に立ちます。


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今日の日記からすぐに活用できるワンポイントアドバイス(10)

2011-05-30 | 日記
◆~そう

 今日のポイントは、「~そう」という言葉を使って、物事の様子を表すということです。特に、自然の中にあるものを人間にたとえて表すと効果的です。
 「葉っぱのなくなった木は、さむそうでした。」「一本になった鉛筆は、少しさびしそうでした。」「そよ風にゆられている葉っぱは、楽しそうでした。」など、想像を広げて、表現してみましょう。


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今日の日記からすぐに活用できるワンポイントアドバイス(9)

2011-05-28 | 日記
◆~な声で・~な顔で・~ながら

 今日のポイントは、会話の前か後にその人の声や顔の様子、または動作を書くということです。
 表情や動作を入れると、会話が生き生きとしてきます。「大きな声で言いました。」「びっくりした顔で言いました。」「指をさしながら言いました。」など、話し手の声や顔の様子、そのときの動きを思い出して書いてみましょう。
 小学校低学年の場合でも、具体例を挙げて説明すれば、ほとんどの子供がすぐに取り入れることができます。「お母さんは、鬼のように怖い顔で、手をふりあげながら言いました。」などと書いても笑ってほめてあげることが大切です(笑)。


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今日の日記からすぐに活用できるワンポイントアドバイス(8)

2011-05-27 | 日記
◆□○□○

 今日のポイントは、「□○□○」という繰り返す言葉を使って、状態や動きなどを表現するということです。最初は、「きらきら」「しとしと」「ひらひら」「カラカラ」など、使いやすそうな箇所を見つけて、その様子を「□○□○」で表してみてください。
 子供がこの「□○□○」を使う場合、大人がイメージするのとは違う言葉が出てくることもありますが、決して否定したりはせずにほめてあげましょう。普通の人の感性では理解できないような個性的な表現をする子供は、将来有望です(笑)。


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「言葉の森作文ネットワーク」

2011-05-26 | コラム
 おかげさまで、facebookの「言葉の森作文ネットワーク」の会員数は、約500名となりました。ご登録くださったみなさま、ありがとうございます。(明日には、もっと増えていると思います。)

 これからも、作文、読解、国語に関する情報はもちろん、教育全般に関する有益な情報をシェアしていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 まだ会員になっていらっしゃらない方は、今、すぐどうぞ! もちろん無料です(笑)。

 6月27日(日)には、東京でオフ会も開催予定です。

 言葉の森作文ネットワーク

 facebookは、情報の宝庫です!

今日の日記からすぐに活用できるワンポイントアドバイス(7)

2011-05-26 | 日記
◆いちばん……なのは

 今日のポイントは、「いちばん……なのは」という言葉を使って中心を決めて書くということです。日記は、出来事を順番に書くことが多いと思いますが、今日は、印象に残ったこと一つに焦点をしぼって書いてみましょう。「今日、私がいちばん楽しかったのは、図工の時間です。」というように最初に中心を決めてから、そのことについてくわしく書いていきます。
 「いちばん」という中心を決めるキーワードを入れることによって、意識的に中心を絞り、内容の濃い作文を書く練習になります。


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今日の日記からすぐに活用できるワンポイントアドバイス(6)

2011-05-25 | 日記
◆もし……だったら

 今日のポイントは、「もし……だったら」という言葉を使って、想像したことを書くということです。「もし自分が○○○だったら」と、自分の身に置きかえて想像したことを書いてもよいですし、「もし雨が降っていなかったら」など、実際とは異なる展開を想像して書いてもOKです。
 想像する内容は自由で、いくらでも想像を広げることができるので、なかなか長く書けないときなどは、「もし」を使うと有効です。


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今日の日記からすぐに活用できるワンポイントアドバイス(5)

2011-05-24 | 日記
◆どうしてかというと

 今日のポイントは、「どうしてかというと」という言葉を使って理由を書くということです。「今日は、かさをさして学校に行きました。どうしてかというと、雨が降っていたからです。」「ぼくは、雨の日はつまらないなあと思いました。どうしてかというと、外でサッカーができないからです。」など、事実や気持ちを書いた後にその理由を書いてみましょう。


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facebook 「言葉の森作文ネットワーク」

2011-05-23 | コラム
 facebookに「言葉の森作文ネットワーク」のページがオープンしました。

 作文・感想文の書き方、国語(読解・記述)の勉強法、受験作文小論文対策、授業の渚(言葉の森の生徒たちが実際に見ているヒントの動画です)など、ためになる情報が満載です。もちろん、みなさまからのご質問も受け付けています。

 facebookは、情報の宝庫です。是非、ご参加ください!
 言葉の森作文ネットワーク

今日の日記からすぐに活用できるワンポイントアドバイス(4)

2011-05-23 | 日記
◆色や音を書く

 今日のポイントは、色や音を思い出して書くということです。朝見た空は何色でしたか? 今日は、何色の服を着ていましたか? 目覚まし時計の音はどんな音ですか? 学校のチャイムの音は? ほかにも身の回りのものの色や聞こえてきた音に注意して、書いてみましょう。
 音を書くときは、カタカナで書くのが普通です。


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今日の日記からすぐに活用できるワンポイントアドバイス(3)

2011-05-21 | 日記
◆思ったこと

 今日のポイントは、結びに思ったことを書くということです。「楽しかったです。」「うれしかったです。」ではなく、必ず「思いました」という言葉を入れてみましょう。
 「楽しいと思いました。」「うれしいと思いました。」でもOKですが、どこが楽しいと思ったのか、どうして楽しいと思ったのか、また、楽しいと思ったからどうしたいのか、などと考えてみると、思ったことを自分らしく書くことができます。
 結びに感想を書くことは、構成を意識して書くことの第一歩となります。


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今日の日記からすぐに活用できるワンポイントアドバイス(2)

2011-05-20 | 日記
◆会話を入れる

 今日のポイントは、カギかっこを使って会話を入れるということです。そのときの会話を思い出して書くことは、描写的に書く練習になります。
 むずかしかったら、「おはよう。」「ありがとう。」などといった簡単な短い会話でOKです。
 会話を入れるのに慣れている人は、なるべく長い会話を書いてみましょう。その人らしさが表れた会話、その人の気持ちが表れた会話が書けるといいですね。
 会話のカギかっこの前と後は行をかえて書くことに注意しましょう。


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今日の日記からすぐに活用できるワンポイントアドバイス(1)

2011-05-19 | 日記
◆数字・名前をくわしく書く

 今日のポイントは、数字や名前をくわしく書くということです。これは簡単にできるので、是非取り入れてみましょう。
 たとえば、「朝、パンを食べました。」ではなく、「朝、パンを二つ食べました。」、「友だちと遊びました。」ではなく、「みさちゃんとまいちゃんといっしょに遊びました。」とすればOKです。場所の名前を入れたり、時刻を表す数字を入れたりすることもできます。
 数字や名前を正確に書くことは、作文の表現の面白さには直結しないので評価されることの少ない分野ですが、小学生のうちから、くわしく、正確な文を書く習慣をつけることは大事です。
 なお、縦書きで書くとき、数字は漢数字を使うのが一般的です。


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