作文小論文講座

苦手な作文を得意に。小学生から受験生まで、文章上達のコツを項目別に解説。作文検定試験にも対応。

口下手でも平気

2016-09-24 | 小論文

 言葉の森の中学1年生の課題に、言葉に頼らず、同じものを見て心を通わせ合う日本的なコミュニケーションがなぜ良いのかを考える課題があります。

 ヒントには、「年や性別にかかわらず、同じものを見て、同じことを理解し合えるから」、「やさしい気持ちが生まれるから」と書かれています。ほとんどの生徒がその理由を真似し、実例は自分の体験から探して書いているのですが、「恥ずかしかったり、口下手だったりしても思いが伝わるから」と、ヒントには挙がっていない理由を書いた生徒がいました。

 「自分はまだ経験がないが、好きな女の子に告白するときに日本的なコミュニケーションを使えば恥ずかしくないので、できればそうしたい」とのこと。

 シャイな女の子も少なくありませんし、おしゃべりな男の子も多いので一概には言えませんが、ふと、これは、男の子だからこそ思いついた理由ではないかなと思いました(笑)。

 言葉に頼らない日本的なコミュニケーション、普段、意識することはほとんどありませんが、改めて考えてみるとなかなかいいものですね。


にほんブログ村
 ↑
ブログランキングのページです。
よろしければ、クリックをお願いします。<(_ _)>

作文が苦手な生徒の指導法

2016-09-09 | 作文
 学年に関係なく、作文が苦手で全く書き出せない生徒がいます。無理に書かせようとすると、生徒も先生もストレスが溜まります。でも、話を聞きながら先生が作文を書き、それを見本として写してもらうようにすると生徒は安心して取り組むことができます。話をするのが苦手な生徒でも、一問一答形式なら答えてくれます。

 読む量を確保しつつ、見本を見ながら書くということを続けていれば必ず自力で書けるようになります。それまでは、あせらず、気長に明るい雰囲気でやっていくことが大事だと思います。

 作文の苦手な子には、まずやって見せてあげる――すべての勉強には見本が必要



にほんブログ村
 ↑
ブログランキングのページです。
よろしければ、クリックをお願いします。<(_ _)>

言葉の森のfacebookグループ

2016-09-06 | お知らせ
 言葉の森は、facebookでたくさんのグループを運営しています。暗唱、遊び、家庭学習、受験小論文、読書など、いろいろなテーマのグループがあります。

 グループ内では、気軽に質問をしたり、相談をしたりできますし、有益な情報を得ることもできます。

 興味のあるグループが見つかったら、ぜひご参加ください。

 テーマ別のFacebookグループの紹介