今週の小学校5年生の感想文課題は、ソクラテスについての文章です。
「ソクラテスは、自分が知らないということを知っていた。」という一文がこの文章のテーマを端的に表しています。
「小さいころは、大人は何でも知っていると思っていたけれど、大人でも知らないことがたくさんあることが分かった。」と書いていた生徒がいました。
確かにそのとおりです。私自身、幼いころは、大人になれば、いろいろなことがわかって、怖いものもなくなるのだと思っていました。でも、実際は、大人になった今でも、わからないことはたくさんあるし(むしろ、子どもに教えられることの方が多いくらいです。)、怖いものも一向に少なくなりません。^^;
また、ある生徒は、知っているふりをして嘘をついてしまった話を書いてくれました。その後、心は、とげが刺さったようにずっと痛かったと書いています。小さな出来事だったけれど、ずっと苦しかったと……。
でも、きっと、文章にすることで、その傷も少し癒えたのではないかと思います。作文は、心のどこかに残っている傷痕を浄化する効果もあるのかもしれません。(^^)
自分が知らないということをきちんと認識していることは大切です。そのためには、視野の広さと、あらゆる可能性を想像できる心の広さが必要なのだと思います。
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確かにそのとおりです。私自身、幼いころは、大人になれば、いろいろなことがわかって、怖いものもなくなるのだと思っていました。でも、実際は、大人になった今でも、わからないことはたくさんあるし(むしろ、子どもに教えられることの方が多いくらいです。)、怖いものも一向に少なくなりません。^^;
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