五線譜のリボンたなびく

音楽のことメインに、色んなこと書いていきます。

こわれもの

2018年12月09日 | 音楽か行
こわれもの。ユニコーンの阿部さんが、1993年の解散の1年後にソロとして出したアルバムの5曲目、だったかな。ソロの曲で一番好きな曲。

にしても暗い。なんかどよどよしてる。当時の阿部さんの心境なのか、妙に歌詞に嘘くささがなくリアリティがある気がしてた。初めて聴いたのは2000年だったかな。

この曲の前に「鼻」という曲があるんだけど、インストで雰囲気おどろおどろしい怪しい感じなんだよ。ウッドベースがきいた曲で。ほんでその空気感のままなだれ込むようにこの曲に入ってく。
初めて聴いた時はこわさも覚えたくらい笑

コードについてはよく知らないけど、ピアノでラドファ♯の和音から。しばらくずっとこの和音で3連じゃない付点の3音でいきます。
サビでの「ほんのわずか心をかすっただけなのに」という歌詞が深くて惹かれる。心をかすったとは、どういう意味だろうか。Aメロでは愛したとあるけれど、明らかに恋愛が終わった曲で、落ちに落ちた曲。

「こわれています、さわらないで」というフレーズが、本当にこわれそうに歌っているので悲しくなります。ここのメロディーが個人的には凄く好きですね。サビで盛り上がったと見せかけてふっと落とすところが。


なんせこれ聴いてると気分が暗くなる。でも、とことん落ちたい時には聴いちゃう。
阿部さんの作る曲は大好き。落差が凄いけど笑

戦場に捧げるメロディー

2018年12月09日 | 音楽さ行
今ちょっと気持ちが落ち着かないので文章書くことで落ち着けようとしている。
はあ…明日は緊張するんですよ。


さて。
戦場に捧げるメロディー。これを聴くと泣いてしまいます。東京スカパラダイスオーケストラの曲ですね。インストゥルメンタルではありません。歌詞があってみんなで歌っています。
1999年5月2日に、ドラマーだった青木達之さんが電車に轢かれて亡くなりました。その青木さんに贈られた曲です。

歌詞がどうとかよりもイントロから泣いてしまうんですね。全音符。和音を聴いてるだけなんだけどこみ上げるものが。
青木さんは、私の中で世界で一番男前な人だと思っています。今でもそう。

曲の中身より、タイトルの後ろに、dedicated to Tatsuyuki Aoki って入ってるのがまた…

そして、一番ぐっとくるのは、実は一番最後で、アウトロがドラムが激しい中管楽器はシンプルな演奏で、しかもフェイドアウトしてく。で、音が消えたと思ったら再び戻ってくる。フェイドイン。フェイドアウトからのフェイドインって、あるにはあるけどなかなかCDのシングルとしてはやらないなというイメージだったので、ここが一番涙が出るところですね。

なんか、人は死んでも忘れられないうちは真の意味では死んでない、という思いを勝手に感じてしまう。


サビの中にも青木さんぽさを感じるフレーズがあるので、涙は出るけど大切な一曲ですね…

となりの柳橋

2018年12月09日 | 音楽た行
これ初めて聴いたのは1999年かな。ブリーフ&トランクス。これ聴いてブリトラファンになった。
もとは、姉が当時の彼氏からすすめられてCDを聴いていて、私が大学の休みで帰省中に聴いて聴いてうるさくて、仕方なく聴いたら何これ面白いね!ってなって一瞬でその世界観にはまったんだよなあ。

となりの柳橋が、スカートをそうじの時間にのぞくなって言ったって話なんだけど、登場人物はそれだけじゃなくて母親の話があったり、担任の話が出てきたり。
アコギだけで2人でハモッるのがシンプルでいい。
裏拍のカッティングっていうのかな。ごめんなさいギターよく知らないから表現の仕方解らないけど、ッチャッチャッチャッチャって刻んでるのが好きです。

すべて伊藤の実話でした~って急に雰囲気がしょんぼりするので力が抜けると同時に、G?シレソの和音から最後不協和音になるのが凄く好きですねー大好物です不協和音は。

七転び八起き(アンジュルム)

2018年12月09日 | 音楽な行
RAGFAIRの七転び八起きも大好きですが今回はこっちで。

私の中で、アンジュルム不動の一位曲。曲調、衣装、MV、歌詞、推しのソロパート、ダンス、すべてにおいて好きがあふれる曲ですね。
初めて聴いてすぐ惹かれた。

イントロから3連のリズムで始まるのがいい。小さく囁きボイスが入ってるのもミステリアスでいい。
ダンスメンが3人いるんだけど、りなぷ~のダンスが凄くしなやかで綺麗。髪を振り乱して踊るのが美しい。
ライブでもかっこよかったなあ。
めいめいのジェットコースターパートが好き過ぎて何回リピートしてるか!それにそこを歌ってる時のMVのめいめいがイケメンなんだよな。
1番終わりもめいめいがソロパートなんだけど、歌い終わった後の動きが歌劇なんだよ。役が入り切ってるんだよ。メッチャメチャかっけえ。堂々とゆったり0番を去ると見せかけて激しく踊り狂うその落差はびっくりする笑

そして私が一番好きなソロパートは、2番の始め。ここはあいあいのソロパートです。
あいあい推し。今でもそう。卒業してしまったけどずっと大好きです。
まだアンジュルムに入って1年経ってない時期なので歌もまだ成長過程、ということでMVの映り方もまだ素、って感じなんですね。それが猫っぽくてかわいい。
あいあいとの握手であいあいに話したことあるんだけど、この曲もそうであいあいソロパートになると何故か編曲が、音の数がぐんと減って歌声が聴きやすくなるんですね。
「音数減りますよね?」って聞いたら
「そうなのーやなのなんでーー?」ってジタバタしていました。
でも私はその編曲が好きでしたね。

間奏ダンスは、めいめいもだけどあいあいも、足上げが非常に綺麗でバレリーナのようです。


不安な時は
「明日のことよりも今日が大事」という歌詞を噛みしめています…

若い翼は

2018年12月09日 | 音楽わ行
ここにきて急に合唱曲なんだけどねえ…これは書いておきたいんだよねえ…

うちの母校の中学校では、毎年11月に合唱コンクールがあって。午前中が生徒がそれぞれの班に分けられて地域の料理を学んだり工芸を学んだりする時間で、お昼におしるこかうどんを食べて、午後から合唱という流れだった。だから、全校生徒が体育座りで聴いてる後ろに保護者がいる形。

この「若い翼は」は、うちの学校の2年生課題曲になっていた。だから入学した時から歌うのを楽しみにしてた。もしかしたらピアノになるかもと、ピアノも練習して全部弾けるようになった。
なのに、2年になって急に音楽の先生が、課題曲を校歌にしますと言い出した。

は?校歌なんて合唱じゃないじゃん。どう審査するん?みんなで怒りまくったのを今でも覚えてる。


この曲はまずピアノ伴奏が美しいのよ!最初滑らかなのに途中激しくなるし、盛り上がりのところになると左手の動きが激しくなる。初心者には弾きがいがある。黒鍵盤がいい味を出してる。

肝心のタイトルが歌詞として出てくるのが盛り上がり前なところもまたいい。
「若い翼は大空仰ぐ」この短い部分でもそれぞれの音の動きが面白い。
ソプラノは、翼はを2回繰り返してる。大空、は歌っていない。
アルトは、仰ぐを2回繰り返してる。
掛け合ってるように聞こえる。

「何が待つのかおそれもせず」って歌詞がかっこいい。
歌詞を読むだけでも力をもらうというか、ぐっとくる。歌いたかったなあ…

校歌って…

なんで校歌にしたのかはピンときた。あ、異動かなと。
案の定だったね。その年に異動になった。