占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

冲(七冲)の10年運は、配偶者のことで苦労しやすい。

2015年07月03日 | 四柱推命の解説その1
 生まれた日の12支と反対の12支は、四柱推命では、冲と言い、
運勢的にかなり凶暗示が在ると言われています。
 特に年運や、10年運(大運)で巡ってくると、
配偶者、あるいは恋人とうまく行きにくい期間とされ、
また、運勢的にも、やや逆風が吹くとも言われています。
 この冲の10年運は、20代から50代に訪れた場合は、
絶対とは言わない物の、離婚の確率がかなり高い期間となります。
 また、変通星が偏印の冲だと、三角関係になりやすいですし、
男性が偏財や正財の冲の場合は、
旦那が他の女性と関係してそれが元で、
夫婦関係が悪くなることが多くなります。
 また、食神の冲の10年運の場合は、旦那が風俗などで遊び回ってとか、
飲み屋などで遊び歩いて夫婦関係が悪くなるパターンも、たまに見受けられます。
 また、比肩の冲の大運の場合は、離婚の確率がかなり高くなります。
 女性の場合は、偏官、正官の冲の10年運だと、不倫や遠距離恋愛、
相手がなかなかできないなど、苦労しがちとなります。
 
 特に、子と午の冲、卯と酉の冲が凶暗示が強く、
丑と未の冲、辰と戌の冲は、凶暗示は軽めです。
 また、寅と申の冲、巳と亥の冲は、そこそこの凶暗示があります。
 
 また、60代以上で冲の大運を迎えた場合は、
離婚に到らず、配偶者と中が悪いとか、配偶者のことで苦労とか、
配偶者の介護などで苦労などの形で、凶暗示が出ることもあります。
 
 今まで、誰もが認めるおしどり夫婦だったのに、年を取ってから、
急に中が悪くなるなどの場合は、
これらの運勢が影響を与えている場合なども在るのです。
 さらに、これらに12運星の特性や強さなども関係し、
複雑に運勢は変化しても行くのです。
 
 後、元々命式の中に、この冲(七冲)が在る場合は、
10年運で冲が巡っていなくても、その年が来ると離婚の可能性が出てきますし、
大運でも冲が来ると、かなり酷い10年の期間となりやすいです。
 ただ、それでもカップルとの相性がかなり良いと、
もめながらもその期間を乗り切る場合も、時にはありますが。
 
 ですので、やはり相性は、かなり重要だと言えるでしょう。

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