占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

100パーセント当たる占い師はいない。その理由1。

2015年07月27日 | 占い師の裏話1
 占い師の良く当たる、当たらないについてですが、
この世には、100パーセント当たる占いしはいません。
 今から、その理由を書きたいと想います。
 
 まず、お医者さんと言う商売があります。
人からはものすごく儲かる良い仕事だと想われていますが、
実際は、患者さんの容体の急変で夜中にたたき起こされたり、
何時間も立ちっぱなし出手術したり、
時には患者さんに恨まれることも在る商売なのです。
 何故かと言うと、ガンの告知が良い例ですが、
患者さんが精神的にかなり弱い場合、例えガンであり、
先行き長くないと解っていても、それを本人にストレートに言わずに、
別の病気と言ったり、ごまかしたりすることも在るようです。
 何故かと言うと、ストレートに伝えると生きる希望を無くして、
その方が自殺したり、本来の寿命より早く亡くなることも在るからです。
 私自身の例で言いますと、鍼灸マッサージの仕事を昔していた時、
右背部第7胸椎から第12胸椎にこりや反応があり、
さらに右第12肋骨にそって、右上腹部肝臓に反応が出ている方がありました。
 それで、(肝臓の機能が落ちているかも知れないので、
お医者さんに見てもらったら)と告げました。
 で、その方は直ぐにお医者さんで検査してもらったそうで、
その結果は(大丈夫)と言われたそうです。
 ところが、ところが、それから2年ぐらいして、そのお医者さんに、
(実はtさん、2年前ぐらいに肝臓が悪いんじゃ無いかと言ってたでしょう。
実は、あの時、ものすごく肝臓の数値が上がって本当はかなり悪かったんよ。
でも、それをtさんに言うと、気にしすぎる性格やから、
よけい悪くなると想って嘘を付いていたんよ。)
 と、その様に告白されたとのことでした。
 
 今話した内容は、お医者さんの話ですが、
 実は、占い師にも、同じ様なことが在るのです。
 
 ある日知り合いの占い師さんから聴いた話です。
 恋愛のご相談で来られた女性がいました。
 もう別れ欠けの状態で、統計学でも別れると出ており、
タロットカードでも、死に神のリバースが出ていたそうです。
 で、それをお客様に伝えようとしたのですが、そのお客様が
精神的にかなり弱い方だそうで、柔らかく、
(もしかするとちょっと難しいかもしれないです。
でも先行きまたもう一つぎみではありますが、彼氏の星がきますから、
頑張ってください。)と、なるべく復活できるような対策を伝えたそうです。
 それから数カ月後、その方と友に来られた女性のお客様が突然来られて、
(xさんやっぱり彼と別れたそうで、その後自殺未遂したのよ。)
と言って来られたそうです。
 幸いなことに、発見が早かったそうで、助かったとのことですが、
世の中にはその様なことも在るのです。
 ですので、何もかもストレートに言うことばかりがベストでは無いのです。
 前の例の場合、占い師さんによっては、
(厳しいけれど何とかなるかも知れない、いけるかな?)と、
嘘を付く方も時にいるかも知れません。
 この様に、患者さん、お客様の身を案じての嘘と言うのも、時には考えられます。
 
 ですので、世の中にはこの様な場合も在るので、
100パーセント当たる占いしはいないのです。
 

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