占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

100パーセント当たる占いしはいない。その理由2。本とと嘘

2015年07月28日 | 占い師の裏話1
 昔、私が鍼灸マッサージの仕事をしていた時のお話です。
 その当時、私の治療院には、占い好きのお客様、旦那さんが占いしだったとか、
お父様が専門的に占いを勉強していた方など、結構占いに関係された方がいました。
 それで、在る日、いつも来られる女性のお母様がガンにかかり、
神戸で良く当たると言われている占いしさんに鑑定してもらったそうです。
その結果は、(後3ヶ月したら、ものすごく楽になりますよ。
悩んだりすることもなくなると想います。)と言われたそうで、
お母様は喜んで帰ってこられたとのことでした。
 それから3ヶ月、そのお母様はお亡くなりになりました。
 その時になって、(楽になりますよ)と言った占い師の言葉の本当の意味が、
やっと分かったそうです。
 この様に、時に占いしは謎めいた答えを出すことも在るのです。
 在る意味本当でもあり、在る意味嘘でも在る。
 ですが、その言葉でお母様は残された人生の3ヶ月を、
前向きにせいいっぱい生きて行かれた様でした。
 
 次は、本で読んだ内容から。
 関東で有名な占い師さんの話です。
 寝たきりの姑のことで相談に来られた奥様。
姑の我が儘や、悪口でかなり苦労されているとのこと。
 それで、占いの結果は、余命半年でしたか。
(後半年の命なんだから、最後ぐらいは我が儘も我慢して優しくしてあげたら。)
占い師からそう言われたそうです。
 で、そのお嫁さんも、それもそうだなあと想い、姑に何を言われても、
にこにこ接する様にしたとのこと。
 そうすると、最初は疑ってかかった姑も、その内心が変わってきて、
だんだんと二人の中がうまく行くようになってきたそうです。
 その後、結局1年後だったか、1年半後だったか忘れましたが、
お母様は、予言された半年より長く生きて、
あちらの世界に行かれたとのことでした。
 
 これをどう見るかですが、ご相談に来られたままお嫁さんが、
態度を変えずに接していたら、実際の寿命は、占いの通り半年だったのかも知れません。
 占いは、当たる、当たらないばかりに焦点が当てられ気味ですが、
それよりも、もっと大切な物が在るのではないでしょうか?? 
  

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