占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

正財の星が多すぎるとだめなんですか。

2016年07月11日 | Weblog
 四柱推命の変通星には、吉星と凶星、中立的な星があります。
 タイトルに上げた正財と言う星は吉星で、男性がこの星を持っていると、
良い妻に恵まれるとか、財産に恵まれるなどの暗示があります。
また、女性がこの星を持っていると、良い妻になる、
良い家庭に恵まれる可能性があります。
 但し、良い星でも多すぎると、逆にマイナスの作用が出ます。
天官に二つ在ると、ちょい浮気の可能性があったり、
三つ以上在ると、特定の五行が固まるため、流れ年でその五行が来たりすると、
その五行に関する病気になったりしやすくなります。
 この辺が、難しいところ、いくら健康に良いからと言って納豆ばかり食べてると、
血液がどろどろになったり、野菜が良いからと言ってベジタリアン的な
食生活をすると、カロリー不足を起こしたりするのと同じで、良い星でも多すぎると
良くは無いのです。
 逆に凶の星であっても、命式上に一つぐらいなら、
返って悪い面で無く、良い面が出ることもあります。
 傷官なら直感や美的センスに優れるとか、
偏印なら頭の回転が速いとか、劫財ならしぶといとか、
偏官なら、めっちゃ厳しい環境でも苦しみに耐えて、任務を遂行するとか、
警察官や自衛隊の退院には、とてもありがたい星なのです。
 一方、比肩については、中立化やや凶、状況によりいろいろでしょうか。
 新規に会社を起こすとか、命がけで病人の治療に当たるなどの場合は、
強い意志と、孤独に耐える強さが必用です。
その様な職業には、この比肩と言う星は有効に作用します。
 ですので、頭ごなしに、吉星だから良いとか、凶だから悪いとか、
簡単に決めつけない方が良いでしょう。
  
 本日、鑑定中その様なご質問があったので、ちょっとだけ書いて見ました。

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