私が質素を好む理由、有る会長さんの話。

　私は、基本的に質素で有ることを好みます。
　まあ、食事の料は、やや多いかも知れませんが、
高級なブランド品などは、ほとんど持っていません。
　今から、その理由を書きます。
　
　西暦２０００年になる少し前、私の治療院に、
有る電鉄会社の百貨店の会長さんがずっと来られていました。
　その方は、電車の車掌さんから出世して、
その関連会社の社長、さらに、会長さんになられた方でした。
　ある日、その奥様が治療に来られました。
　奥様、（内の主人は、ものすごく質素で、
朝食は、いつもご飯とみそ汁、めざし、
漬け物か前の日の残り物なんです。
それで、「もう豊かになったのですから、
もう少し贅沢をしはったらどうですか。」
と、その様に言うんですけれども。
「わしはこれで十分や。
それに、社員の生活のことを考えたら、贅沢はできん。｝
と、いつも、その用に言いわれるんです。）と。
　で、丁度同じ時期に、その電鉄会社の沿線のリゾート地に有る、
電鉄経営のレストランを任されている女性も、
治療に来られていたのですが、こんな話を聞きました。
　女性、（内の会社も、ここのところJRに押されて、
乗客が減少して、大きなリストラがよく有るのよ。
で、その度に会社のバツ１女性何かは、上司とホテルに行って関係してるのよ。）
　私、（えっ、本当ですか。）
　女性、（ええそうよ。私はしてないけど。）
と驚くべきことを聞きました。
　で、つまり、最初に書いた電鉄関係の百貨店の会長さんは、
多分、そのことを知っているのでしょう。
　でも、奥様は何も知らないのだと思います。
　この様に、上の立場だから判ることも、実際にはあります。
　そして、私も、ここに来て、（ああ、そうなんだ。）と、
改めて判ったことなどもあります。
　ですので、私も、基本的に質素を好んでいるのであります。
　また、世界的に見れば、やっぱり日本はまだ豊かだと思います。
　ですので、見た目だけの贅沢はほどほどに、
心からの贅沢を、目指されたらいかがでしょうか。
　今日は、その様なことを思った一日でありました。
　ps=本日は、鳥取県からのリピーターのお客様、
また、リピーターのお客様の、新規出店に関する、
電話でのご相談がありました。