占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

占いは人生の天気予報、個人の努力で結果は変わる。

2019年01月26日 | 占いの当たる、当たらないについて
 あれは、2005年の6月ぐらいだったと思います。
 私は、当時道頓堀占い横町で占い鑑定をしていました。
 ある時、お客様の運勢を鑑定して最後に、
(相性も見てください。)と頼まれました。
 で、その占い館のルールでは、相性を見る場合は、
二人分の鑑定料金をいただくこととなっていたのです。
 ですが、まだ鑑定時間の残りが4分ほどあったので、
私、(じゃあ、サービスで簡単にだけ見ますね。)
と行って、簡単に相性を見て鑑定を終了しました。
 それから暫くして、私、(まずかったかな?)
と思って、真ん前の席の先輩の女性の占い師さんに、
この場合は、それで善かったのか意見を求めたのでした。
 そして、それから数日後、その女性の占い師さんは、
その占いの館を止めて行きました。
 何でも、(こんなレベルの低い占いの店では働けない。)と、
起こって止めていったとのことでした。
 で、そのことを葉香先生に話したところ、
葉香先生、(違うんよ。そのx先生は、
要するに、他の占い師さんに負けたんよ。
それで、止めようと思っていたけど理由が無い。
そんな時に、うまく切欠ができたので、
横山さんを、悪くして止めた訳なんよ。)
 と、そう言われれば、確かに若手の先生たち、
それに私も、お客様がまずまず増えて来ていました。
 ですが、その女性の先生は、
私より少ないか、同じぐらいに数が落ちていました。
 この用に、他人のことを悪く言う人は、弱い性格、
自分の否を認められない、弱い人なのかも知れません。
 例えば、女性が結婚を目指しているとして、
正官、偏官の年で、占い師が、
(今年はチャンスの年ですよ。)と占ったとします。
 ですが、その女性が仕事の方ばかりに力を入れて、また、
結婚相談所に登録してもお見合いが1回ぐらいとか、
婚活パーティーにも出ない、知り合いから男性を紹介されても、
出ていかなければ、当然つき合うとか、結婚には到りません。
そんなんで、(あの占い師は、大外れだは。)
何て言われることも、極たまにはあります。
 また、食神の年、偏財の年などで、
占い師さんから、(今年は、
金運が善い年ですよ。)と言われたとします。
それで、株式投資をしたとしても、ちゃんと会社四季報などで業績を調べないで、
また、少しだけにしておかずに、巨額の資金を一度に、
潰れそうなぼろ株に一気に投資するなど、ちゃんと勉強をしないで、
つぎ込んだとしたら、いくら運勢が良い年であっても、
大損をしてしまう結果となると思います。
 それで、(あの占い師は大外れだ。)と言うのは、
完全に間違いだと私は思います。
 占いと言うのは、海の上を走る船、
その船が人間だとすると、占いは海の海図だと思います。
 この先何マイルに浅瀬があるから気を付けろとか、
何日後に嵐が来るから気を付けろなどなど、
いわゆる天気予報見たいな物の用にも感じます。
 それで、次は、ないだ海だから荷物を輸送するのに善い、
輸送船としてお金を稼ぐのに善いと占い師が言ったとしても、
だからと言って、港でめいっぱいの荷物を、
ぎゅうぎゅう詰めに限界近くまで積み込んだとしたら、
穏やかな海を航行していても、僅かな急な波で、
バランスを崩して沈没しかけるかも知れません。
 また、前方から別の船が近づいて来て、面舵で避けようとしても、
船の重量がオーバーで、進路変更が間に合わず、
2席の船が衝突して沈没してしまう可能性も考えられます。
 つまり、何が言いたいかと言うと、
占い師の結果は、単なる人生の天気予報で、
あくまでも船を操縦するのは、お客様なのです。
 どれだけの燃料を船に積み込むか、どれだけの荷物を積み込むか、
また、船全体のメンテナンスはどうか、塗装が剥がれているなら、
港のドックに入って、滑りをよくする塗装を吹きかけてもらうとか、
エンジンの調子はどうか、水や食料は十分か、
また、航海師の健康はどうかなどなど、様々な準備が必要でしょう。
 それら十分な準備をせずに、船が遅れたとか、
船が被害を受けたとか、沈没しかけたなどで、
(おまえの天気予報のせいだ。)と言うのは、おかしいのではないでしょうか。
 また、電車で言うと、線路の切り替えポイント見たいなところで、
お客様が別の線路に入るのか、そのまま進むのか、
それによっても、状況は大きく変わると思われます。
 要するに、ものごとは占いで全て決まっている訳で無くて、
個々人がどのような手を打っていくか、将棋で言うと、
飛車を動かし攻撃に持っていくのか、
銀を上に上げて守るのか、王将を橋に動かしてさらに守りを固めるのか、
お客様が今の運勢の状況において、
どのような手を打つかによって、大きく結果も変わるのです。
 ですので、たまに運勢が悪い年でも、
うまく守ってそれほど悪くなかったと言う方もたまにいます。
 月柱が傷官の並びの方が、傷官の年の初めに、
トラブってた職場を止めて前の職場に戻った場合など、
それほど悪く無かったと言う現象も現れたりします。
 ですが、これが逆に、トラブってた職場を止めて、
新しい仕事に転職していたとしたら、確率的には、
思ってた仕事じゃなかったとか、裏切られたとか、騙されたとか、
悪い結果となる確率がかなり高くなると思います。
 ですので、占いの結果は、あくまでも人生の転機予報、
また、お客様自身がどのような手を打つかで、
かなり結果は変わると言うことを、考慮しつつ、
うまく行かなかった理由を、全て他人のせいに、
しない用にすべきではないでしょうか。
 今日は、その様なことを思った一日でありました。
 PS=本日は、リピーターのお客様の、
転職に関するご相談がありました。

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