占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

(まだまだ若いですね)はバカにされてると認識せよ。

2019年03月31日 | 開運する方法その2
 中年に差し掛かり、(まだ若いですね。)と言われたら、
それはまだまだ頼りないと言われていると認識せよ。
 実は、私は見た目年齢が10歳以上、
へたすると15歳以上も若く見られるのです。
 このおかげで、昔はよく人からバカにされて、嫌な想いをしました。
 ある日、37歳の時来られた女性のお客様と話していて、
 私、(夜は、家に帰るのは午後9時半ぐらいになりますね。)と言うと。
 女性、(そんな遅く帰るなんて、あちこちうろついてたらあかんよ。
酔っぱらいにからまれたり、ケガしたりもするかも知れないし、
うちの二十歳過ぎの長男も遅くまで遊び回ってよく怒ってるんやけど、
お母さんを心配させたらあかん、あかんよ。)
と、強く怒られました。
 それで私、(でも、私も37歳ですし、たまには外で飲みたいですし、
仕事で遅くなることもありますから。)
 女性、(ええっ、そんな年、息子より3歳ぐらい上だと思って、
ごめんなさいね。)と謝られたことなどもありました。
 ちなみに、その女性は当時40歳で私より3歳上の方でした。
 まあ、私の父方の血筋が年寄りも若く見える家計なので、
多少は仕方がないのですが、それだけで無くて、
私自身の自信のなさが体の外に出た結果だと思われます。
 実は、去年売却したのですが、私が中古マンションを36歳で購入した理由も、
将来占い師を目指すため、アクセスの良い垂水駅近くに行きたかっただけで無くて、
早く一人前になりたかった、そう見られるように自分を変えたかった、
と言うのが理由でもありました。
 まあ結局そこでは大きく変われなくて、結局、
40歳で共同で占いとクイックマッサージのお店を始めて、
42歳で今の占い専門店うらうラコウベを初め苦労して、
やっと、昔ほどにはバカにされなくなりました。
 それでも先日、久々に有る女性から、
(まだまだ若いですねえ。)と言われて、
自分の未熟を感じさせられる出来事がありました。
 つまり、その言葉を判りやすく翻訳すると、
(まだまだ未熟なぼっちゃんですね。ジェントルマンでは無いですね。)
と、その様に言われたと解釈しました。
 まあその点については、私も、思い当たる点があり、
そちらの方面には、これから大改革をしようと、考えています。
 つまり、私には何が足りないのかと言うことですね。
 人と言うのは、相手を見た目、その雰囲気から、
判断する傾向がどうしてもあります。
 そして、場合によっては、それが外部からの圧力ともなって、自分自身の成長を、
妨げる結果となっている場合も、実際問題としてあります。
 私が嘗てものすごく印象的だったのは、母の友達のおばちゃん。
 当時80歳ぐらいで、そのおばちゃんには60歳近くの、
結婚していない息子さんがいました。
 とても優しくて、親切で良い息子さんでした。
 そして、そのおばちゃんの友達70歳前後の女性たちからは、
友達女性、(おにいちゃんは、本当に優しくて良い息子山野ね。
早くお嫁さんをもらったら良いのに。)何て言われていましたが、
実際は、その人たちが紹介するのでも無く、
都合の良い、アッシーくんになっていました。
 それで、私はそれを聞く度に、(かわいそうに。)と、
自分のことの用に苦しくなっていました。
 良い人=悪いこともしない変わりに、頼りがないお人好し、
つまり、そう言うことなのだと思います。
 陰陽五行の法則と言いますか、森羅万象学と言いますか、
人は、やはり男女ペアーで、初めて完成された個人となるのでは無いかと思います。
 私は、その光景に会う度に、(あの息子さんの用には絶対にならない。)
と、強く、強く、心に刻んだ物でした。
 この世の人間には、それぞれ様々な製薬がかかっています。
 例えば、最近親からの児童の虐待のニュースがよく流れたりしますが、
その虐待している親も、子供時代に自分の親から虐待された方が多いと聴きます。
故に、虐待している親も、過去のトラウマに縛られているのかも知れません。
 また、子供時代に親から全く誉められなくて育った子供は、
大人になっても、自分に自信が持てない。
で、それが外部に投影されて、いろんな妨げになるとも聞きます。
 ですが、その様な親の元で育ったと言うのは一つのカルマなのかも知れません。
ですので、そのハンディキャップを天から与えられた宿題として、
外部の圧力に屈すること無く、自分の殻をうち破って、
自分らしく生きて行く用に、されたらと私は思います。
 今日は、その様なことを思った一日でありました。

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