占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

占い師にはめっちゃ危ない相談も時々やって来る。

2020年06月13日 | 占い師を目指されている方へのアドバイス2
 あれは、今から15年ほど前、大阪難波の、
道頓堀占い横丁で鑑定してた時のお話です。
 繁華街のお店と言うことで、普通の観光客のお客様だけで無くて、
地元の店舗経営の方や、色がらみのお店のお客様、
少し危ない筋のお客様などもたまに来られていました。
 それで、とある日曜日だったか、お店を経営されているお客様が占いに来られました。
 それで、運勢を出したところ、余り良い年では無く、
タロットカードを三枚引いてもらい、展開して見ても悪く出ています。
 私、(お店ですが、余り良いようには出てませんね。)
 お客様、(ええ、数か月前から赤字で、かなりしんどい状態なんです。)
 私、(それで、宣伝広告などはされているのですか。)
 (いやあ、それが余り宣伝できないので。)
そこで私は、(いったい何のお店をされているのですか。)とお聞きしました。
 お客様、小さい声で、(カ??です。)
 私、(え、今何と言われました。聞こえなかったのですが。)
お客様、(カ??です。)
そこで、はっきりと聞こえなかった物の、どうもやばい話じゃないかとの疑念が湧きました。
 で、そこからは深入りせず、普通の経営的話ばかりで鑑定を終了したのですが、
われわれ占い師の元には、この様に、
たまにめっちゃヤバイご相談も来たりします。
 例えば、風俗店が近くにある占いの店では、
たまに、(女の子を雇っているのですが、警察が乗り込んで来たりしませんか。)
私、(何かやばいことをされているのですか。
お客様、(無言。)
まあ、何をされてるか分かりませんが、もうそろそろ危ないことは止められた方が良いと思いますよ。)
と、それ以上踏み込むのを止めたことも過去にありました。
 ですので、占い師を長く続けていると、極たまにやばい方も来られることがありますので、
占い師を始めて間のない方は、この様なお客様には、余り関わらない、
いや、思い切って、断る勇気も必要だと思います。
 後、女性の占い師さんなどは、当然判っているとは思いますが、
性欲が強い男性のお客様、ちょっと異常な性癖が有る方にも、
個人で占いをされている場合は、特に、注意が必要となって来ます。
 大手の占いの館では、他のスタッフが守ってくれる場合が多いのですが、
女性占い師さんが個人でやっている占い店の場合は、
お客様は、女性オンリー、男性は女性同伴の場合を除いて、
基本的に占い鑑定をお断りしているお店も多くあります。
 後、別のパターンとしては、お客様の話に信ぴょう性が無い場合も注意です。
 このパターンは、お客様が何だかの病気で、実際はそんな事実は存在していないのに、
(誰それにお金を貸したのに返してもらえない。)とか、
(誰それに襲われて相手を訴えようと思う。)とか、
(神様から命令された、天から声がして、どうこう。)とか、
(天から光に包まれた精霊が下りてきてどうこう。)などなど、
超浮世離れしたお話をされたりするお客様で、心療内科などに通われていると言われる方など、
明らかに病気と思われるお客様も、占い師の仕事の対象外となります。
 後は、確率的にはかなり少ないのですが、目が血走っている、
目がどよんとしている、妙に金儲けばかりに固執される、宗教オタク、
他の宗教はみんな偽物、自分の宗教以外は、みな地獄に落ちるなどなど、
その様な方が来られた場合、もしかすると、陰で油揚げをぺろぺろしてるとか、
また、その方の肩の上に何かがいて、そこから鋭い視線を感じるなどなど、
いわゆる動物霊に取りつかれている方などにも、遭遇する可能性があります。
 まあ、ただ占い師がよく先祖を供養しているとか、
神社に月参りしているとか、困っている人を日ごろから助ける活動をしているなどなど、
霊的な防御をされている場合は、それでも影響を受けにくいと思いますが、占い師を長く続けていると、
当然、この様なリスクにも、遭遇することとなります。
 ですので、占い師を将来目指している方は、これらに対する対処法、
防御策を、予め学んでおく、準備しておくべきでしょう。
 今日は、そのようなことを思った一日でありました。
ps=本日は、久々に忙しい一日となりました。
 新規の紹介のお客様四名、
それと、リピーターのお客様二名、
また、その関係者数名を、占い鑑定させていただきました。

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