占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

50台からの出店や不動産購入、止めた方が無難。

2021年02月12日 | 転職する方法
 占いの仕事をしていると、たまに50台以降の方の転職、
フランチャイズのお店の出店、あるいは、ローンでの住宅購入のご相談が来たりします。
 この時、ほとんど出店に際して大きな費用がかからないのならまだ良いのですが、
多くは300万円から500万円など、多額の費用がかかることが多いです。
 そして、商売を世の中が通常の状態の時に始めたとしても、
必ずしも軌道に乗るとは限りません。
 ですが、10年に1度ぐらいは、世の中がめっちゃ悪くなることが有るんですよね。
 1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災、
また、2008年のリーマンショックによる不況など、そして、今回の新型コロナ騒動。
 お店を出店して間もなく、そのような大災害が来たらお店は当然大赤字となってしまいます。
 実は、昨日来られたリピーターのお客様が、
2019年に会社を止めてお店を開こうとしていたのですが、
フランチャイズでお店を開くのに最初100万円から300万円の前金が必要だったり、
毎月のように、10万円以上のロイアリティーを本部に納めなければならない、
それで私はお勧めしなかったのですが、また、タロットカードも、
何度占っても良くないカードばかりが出て、結局、
私、(お店を出せば、一国一城の主にはなりますが、50台で失敗したら、
立ち直れなくなるリスクが高いんですよね。ですので、手持ち資金をなるだけ減らさないようにして、
勤める方向で進まれたらどうですか。)と提案したのですが、
結局それが正解だったようです。
 あのまま2019年の春過ぎか夏にフランチャイズでお店を出したとしても、
次の年、2020年春の緊急事態宣言、さらに、
今回の2021年のお正月からの緊急事態宣言で、
お客様は来ない、でも家賃や経費は出ていくし、毎月のロイアリティー料金を払わなければならない。
 (XXXX屋をしなくてよかった。)と、
口にされた昨日のお客様の言葉が、それを物語っておられました。
 われわれ占い師は、個人の運命の良しあしだけで無くて、
同時に、世の中の景気がどのように変化して行くか、
また、大地震などの災害がいつ頃起きる可能性が高いか、
大金融危機がいつ頃起きるかも同時に予測して、それを見越して、
お客様の水先案内人をしなければなりません。
 特に、50台以降での、出店や、不動産の無理な購入には、
特別に注意をはらう必要が在ると思います。
 ですので、50歳以上で出店、不動産の購入を考えられている方は、
石橋を叩きすぎて壊れるぐらいに、慎重に、慎重に、
時間をかけて、決断するようにされたらと、私は思います。
 今日は、そのようなことを思った一日でありました。
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