ルシアーノ「本当にだいじょうぶか」とまた聞いた。
アントニオは笑ってるだけであった。そばで聞いていたルイスが「そんなのうまくいくはずがない」といって笑った。
ルシアーノが「それでどおいうふうにするんだ」と聞くと
アントニオは「まかしとけ」といって何にも言わなかった。が、ルシアーノはやはり心配であった。
アントニオはルシアーノが心配するので少し話した。「京都の小さな町で1万円と千円札で自販機で買い物をする、でてきたつりせんと品物をいただくお金は用意してある」といった。また「ジュースの自販機はだめだ。ビール・こめがいい」といった。
ルスアーノが「なぜジュースはだめなんだ」ときいた。
アントニオは「ジュースはモエダ(硬貨)ばかりでだめだ」といって笑った」
ルシアーノは「そんなの簡単に行くのか」と聞いた。
アントニオはもう試したので大丈夫」だと自信たっぷりにいった。
ルシアーノは少し安心したように言った。「いつ京都にいくんだ」ときくと
アントニオは「いつでもいけるがはやいほうがいい」といった。
彼は自動車の免許をもっていてワゴンタイプのいいくるまにのっている
免許は国際免許でフィリピンまでいってとってきたのである。フィリピン女性とも付き合っていて今は彼女のアパートにいるようである。
車も自分で買ったものかどうか分からない。「今度の日曜に行こう」といった。
ルシアーノも「いこう」といった。
そして日曜日の朝暗いうちにでかけたのである。
1時間30分ほど車を走らせたときアントニオは酒屋のまえでくるまをとめた。ようやくあたりが明るくなり始めてきたときである。
アントニオは助手席にいるルシアーノにこえをかけた「ここでためしてみよう」といった。が、ルシアーノはまだ寝ていたので「しようがないな」とひとりつぶやきながら車をおりた。
アントニオは持ってきた偽札をとりだしてコーヒーを2本買った。
うまくいったので「しめた」といってひとり微笑んだ。
そしてまた1000円の偽札をだしビールを2本買った。これもうまくいったので車に乗り車を走らせた。ルシアーノはまだねていた。
10分ほどしてまた車とめた。今度は米やの前である。
今度は10000円の偽札をとりだして米の自販機に札をいれた。
またうまくいったのでアントニオは「うまくいった」といって微笑んだ。
まだルシアーノはねていたので黙って車をはしらせた。
また1時間30分ほど行ったところで車を止めた。京都府の日本海側の
丹後地方の町に着いた。ようやくルシアーノが目をさました。「ここはどこだ」ときいた。
アントニオ「京都府の丹後だ」とこたえた。「コーヒー飲まないか」といってさっき買ったコーヒーを渡したが冷たくなっていた。
そしてアントニオは「うまくいったぞ」と、とくいげにわらっていった。
ルシアーノは「本当か」、とおどろいたように聞いた。少し安心したようである。
こんどは「おまえそこの米かってこいよ」とすこし命令口調で言った。
ルシアーノはいやだったがしかたなく「わかった」といって車をおりた。そして10000円札を自販機に入れたが手は少し震えていた。米
が自販機からでてきたのでほっとしたようすで米を取りあわてて車に乗った。
アントニオは「うまくいったな」といって笑ったがルシアーノは体が震えていて笑えなっかた。
「この調子で行こう」といってゆっくり車を走らせた。あたりはすっかりあかるくなっていて7:00すぎになっていた。
車の数もだいぶ増えてきた。また人どうりもふえてきたのでさすがのアントイオもきんちょうしてるようである。
「もう一度このあたりでやろう」といって車をゆっくり走らせながらいった。そして酒屋の前で車を止めて「ここでいいだろう、ルシアーノビール買ってこいよ」といった。
ルシアーノはいやだったので「今度はアントニオおまえいけよ」といった。がしかたなく車をおりて1000円札を自販機にいれたがこんどはうまくいかないのであわてて車に乗ったがかなりきんちょうしたようすで「だめだったうまくいかなかった」と声を震わせて行いった。
そして「早く行こう」とアントニオをせかした。
この様子をちかくの人に見られたのである。
このつづきはまたこんど
アントニオは笑ってるだけであった。そばで聞いていたルイスが「そんなのうまくいくはずがない」といって笑った。
ルシアーノが「それでどおいうふうにするんだ」と聞くと
アントニオは「まかしとけ」といって何にも言わなかった。が、ルシアーノはやはり心配であった。
アントニオはルシアーノが心配するので少し話した。「京都の小さな町で1万円と千円札で自販機で買い物をする、でてきたつりせんと品物をいただくお金は用意してある」といった。また「ジュースの自販機はだめだ。ビール・こめがいい」といった。
ルスアーノが「なぜジュースはだめなんだ」ときいた。
アントニオは「ジュースはモエダ(硬貨)ばかりでだめだ」といって笑った」
ルシアーノは「そんなの簡単に行くのか」と聞いた。
アントニオはもう試したので大丈夫」だと自信たっぷりにいった。
ルシアーノは少し安心したように言った。「いつ京都にいくんだ」ときくと
アントニオは「いつでもいけるがはやいほうがいい」といった。
彼は自動車の免許をもっていてワゴンタイプのいいくるまにのっている
免許は国際免許でフィリピンまでいってとってきたのである。フィリピン女性とも付き合っていて今は彼女のアパートにいるようである。
車も自分で買ったものかどうか分からない。「今度の日曜に行こう」といった。
ルシアーノも「いこう」といった。
そして日曜日の朝暗いうちにでかけたのである。
1時間30分ほど車を走らせたときアントニオは酒屋のまえでくるまをとめた。ようやくあたりが明るくなり始めてきたときである。
アントニオは助手席にいるルシアーノにこえをかけた「ここでためしてみよう」といった。が、ルシアーノはまだ寝ていたので「しようがないな」とひとりつぶやきながら車をおりた。
アントニオは持ってきた偽札をとりだしてコーヒーを2本買った。
うまくいったので「しめた」といってひとり微笑んだ。
そしてまた1000円の偽札をだしビールを2本買った。これもうまくいったので車に乗り車を走らせた。ルシアーノはまだねていた。
10分ほどしてまた車とめた。今度は米やの前である。
今度は10000円の偽札をとりだして米の自販機に札をいれた。
またうまくいったのでアントニオは「うまくいった」といって微笑んだ。
まだルシアーノはねていたので黙って車をはしらせた。
また1時間30分ほど行ったところで車を止めた。京都府の日本海側の
丹後地方の町に着いた。ようやくルシアーノが目をさました。「ここはどこだ」ときいた。
アントニオ「京都府の丹後だ」とこたえた。「コーヒー飲まないか」といってさっき買ったコーヒーを渡したが冷たくなっていた。
そしてアントニオは「うまくいったぞ」と、とくいげにわらっていった。
ルシアーノは「本当か」、とおどろいたように聞いた。少し安心したようである。
こんどは「おまえそこの米かってこいよ」とすこし命令口調で言った。
ルシアーノはいやだったがしかたなく「わかった」といって車をおりた。そして10000円札を自販機に入れたが手は少し震えていた。米
が自販機からでてきたのでほっとしたようすで米を取りあわてて車に乗った。
アントニオは「うまくいったな」といって笑ったがルシアーノは体が震えていて笑えなっかた。
「この調子で行こう」といってゆっくり車を走らせた。あたりはすっかりあかるくなっていて7:00すぎになっていた。
車の数もだいぶ増えてきた。また人どうりもふえてきたのでさすがのアントイオもきんちょうしてるようである。
「もう一度このあたりでやろう」といって車をゆっくり走らせながらいった。そして酒屋の前で車を止めて「ここでいいだろう、ルシアーノビール買ってこいよ」といった。
ルシアーノはいやだったので「今度はアントニオおまえいけよ」といった。がしかたなく車をおりて1000円札を自販機にいれたがこんどはうまくいかないのであわてて車に乗ったがかなりきんちょうしたようすで「だめだったうまくいかなかった」と声を震わせて行いった。
そして「早く行こう」とアントニオをせかした。
この様子をちかくの人に見られたのである。
このつづきはまたこんど