■パラー・マラニョンの境、グルピー河に有望な金産出
北伯のパラー州とマラニョン州の境を流れるグルピー河の上流、約400キロ地点から金が出るとの噂が広がり、両州のアウリゾーナなどに、この金目当てのガリンペイロ(金堀労働者)が300人から500人集まり、ゴールドラッシュの状態を呈している。中には河の泥を集め、大きな平鍋のような器で掻きまわし、金を探し出す作業を250レアルの日当で、試みている者もいる。
■パルナイーバにて、天然ガス発見
マラニョン州とピアウイ州との海岸境にパルナイーバという人口7万の小さな町がある。旅行案内書を見ると、米作、ババスー椰子の産地と記載されている程度の田舎の海岸都市である。ところが、エイク・バチスタ・グループのペトロOGX社がこの土地で天然ガスを発見したという。天然ガスは2800億立方メートルから4200億立方メートルという大量のものであると推定される。
■TAM社、上半期に90万人の乗客
コンゴニアス空港におけるTAM社の乗客数は07年に720万人であったが、08年には680万人、09年には630万人と減少した。本年度は久しぶりに上昇し、上半期には900万人に達した。これは09年度の航空事故以後の改善に、空港利用者が増えた点を意味すると考えられる。
■貸付期間が次第に長期化した銀行勘定
最近の銀行貸付勘定は次第に長期化し、また、貸付金利も増大して、他の名称で呼んだ方が適切というような勘定が増加して来た。例えば、不動産金融利率は年利23・4%が44・2%、自動車金融は18・4%が33・9%、個人金融では13・3%が24・6%。貸付期間も180日までは9・9%が14・6%、1年から3年までは8・5%から20%と上昇し、金額面も今までが昨年に比べて2倍を超える借入れ申し込みと増加、しかも、長期間融資の増加によって短期に回す金額が減少したという。
■税金割戻し、本年は選挙年にて記録的増加
毎月、月給から天引きされる所得税は給料生活者にとっては「また、これだけ取られた」と悲哀を感じ、年末調整によって取られた分を取り返すかの計算に精を出していたが、この年末調整による税金差し戻し金額は04年に392万レアル、05年には286万レアル、06年には204万レアルまで縮小したが、07年には290万レル、08年には377万レアルと上昇したものの09年には336万レアルと減少した。ところが、本年度は510万レアルと今までになかった最高の払い戻し金額であり、3回に分けて支払う予定であるという。
■父の日の売上、6・9増に
『父の日』は『母の日』あるいは『子供の日』ほど売上げは芳しくなく、商店側もあまり期待をしないのが通常であった。だが、今年は状況が違った。サンパウロの商店街では、特に男物衣料品の売り上げが20%増、テレビの売上35%の増をはじめとして、平日の売上と比較して、現金売り6・9%、小切手売り11・9%の上昇を見て、サンパウロ商業協会ACSPではこの予想外の売上に驚いている。
■ショッピング、年末迄に更に新12センターを開設
最近の小売業界は大型化が流行し、ブラジル全土でショッピングセンターは396店と増加した。地域別でいえば、東南伯214センター(54%)、南伯77センター(10%)、東北伯58センター(15%)、中西伯36センター(9%)、北伯11センター(3%)、売上げは全国で795億レアル、本年度末までには、更に新センター12か所が加わり、439センターの予定である。
■海賊版製品の売上、2000年の約3倍増に
海賊版製品撲滅委員会CNCPでは、海賊版製品の取締りを行っているが、この委員会が設置された2000年と比較して、現在では、ブラジルにおける海賊版製品の販売高は324%の増である。00年に法務省における委員会の設置当時は、3・33億レアルであったが、09年には14億レアルまでの増額が推定されている。なお、海賊版の多いのは比較的、名の知られぬ商標製品の場合が多いという。
北伯のパラー州とマラニョン州の境を流れるグルピー河の上流、約400キロ地点から金が出るとの噂が広がり、両州のアウリゾーナなどに、この金目当てのガリンペイロ(金堀労働者)が300人から500人集まり、ゴールドラッシュの状態を呈している。中には河の泥を集め、大きな平鍋のような器で掻きまわし、金を探し出す作業を250レアルの日当で、試みている者もいる。
■パルナイーバにて、天然ガス発見
マラニョン州とピアウイ州との海岸境にパルナイーバという人口7万の小さな町がある。旅行案内書を見ると、米作、ババスー椰子の産地と記載されている程度の田舎の海岸都市である。ところが、エイク・バチスタ・グループのペトロOGX社がこの土地で天然ガスを発見したという。天然ガスは2800億立方メートルから4200億立方メートルという大量のものであると推定される。
■TAM社、上半期に90万人の乗客
コンゴニアス空港におけるTAM社の乗客数は07年に720万人であったが、08年には680万人、09年には630万人と減少した。本年度は久しぶりに上昇し、上半期には900万人に達した。これは09年度の航空事故以後の改善に、空港利用者が増えた点を意味すると考えられる。
■貸付期間が次第に長期化した銀行勘定
最近の銀行貸付勘定は次第に長期化し、また、貸付金利も増大して、他の名称で呼んだ方が適切というような勘定が増加して来た。例えば、不動産金融利率は年利23・4%が44・2%、自動車金融は18・4%が33・9%、個人金融では13・3%が24・6%。貸付期間も180日までは9・9%が14・6%、1年から3年までは8・5%から20%と上昇し、金額面も今までが昨年に比べて2倍を超える借入れ申し込みと増加、しかも、長期間融資の増加によって短期に回す金額が減少したという。
■税金割戻し、本年は選挙年にて記録的増加
毎月、月給から天引きされる所得税は給料生活者にとっては「また、これだけ取られた」と悲哀を感じ、年末調整によって取られた分を取り返すかの計算に精を出していたが、この年末調整による税金差し戻し金額は04年に392万レアル、05年には286万レアル、06年には204万レアルまで縮小したが、07年には290万レル、08年には377万レアルと上昇したものの09年には336万レアルと減少した。ところが、本年度は510万レアルと今までになかった最高の払い戻し金額であり、3回に分けて支払う予定であるという。
■父の日の売上、6・9増に
『父の日』は『母の日』あるいは『子供の日』ほど売上げは芳しくなく、商店側もあまり期待をしないのが通常であった。だが、今年は状況が違った。サンパウロの商店街では、特に男物衣料品の売り上げが20%増、テレビの売上35%の増をはじめとして、平日の売上と比較して、現金売り6・9%、小切手売り11・9%の上昇を見て、サンパウロ商業協会ACSPではこの予想外の売上に驚いている。
■ショッピング、年末迄に更に新12センターを開設
最近の小売業界は大型化が流行し、ブラジル全土でショッピングセンターは396店と増加した。地域別でいえば、東南伯214センター(54%)、南伯77センター(10%)、東北伯58センター(15%)、中西伯36センター(9%)、北伯11センター(3%)、売上げは全国で795億レアル、本年度末までには、更に新センター12か所が加わり、439センターの予定である。
■海賊版製品の売上、2000年の約3倍増に
海賊版製品撲滅委員会CNCPでは、海賊版製品の取締りを行っているが、この委員会が設置された2000年と比較して、現在では、ブラジルにおける海賊版製品の販売高は324%の増である。00年に法務省における委員会の設置当時は、3・33億レアルであったが、09年には14億レアルまでの増額が推定されている。なお、海賊版の多いのは比較的、名の知られぬ商標製品の場合が多いという。