デイビットのブラジルいろいろ日記

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養育権巡る国際係争増加 ブラジル

2011-01-10 21:17:51 | Weblog
ヨーロッパの経済危機で

ヨーロッパの経済危機と好調な国内経済の影響で、ブラジルに帰国する在外伯人の数が増えている。子弟とともに帰国するケースが多く、これに伴い養育権を巡る国際係争も急増している。2日付フォーリャ紙が報じた。
米国生まれのショーン・ゴールドマンくん(10)が一昨年末、米国人の実父と伯側家族の養育権係争の末、米国に連れ戻されたのは記憶に新しい。家族の居住地に養育権を認める国際司法裁判所の協定に基づく最高裁の命令だった。
「子供の国際誘拐」の呼び名で広く知られるようになったショーンくんのケースは、伯人である母親が死去していたため、親権は伯国の祖母と継父ではなく実父にあるとされた。だが、両親が健在だと事態は複雑で、両国の司法協定が必要となる。

政府の協定数は2007年まで年平均30件程度だったが、09年は152件、10年は10か月までで前年を上回った。ポルトガルにおいては、昨年始めは4件だったのが、10月までに30件が追加される急増ぶりだ。
人権局によれば、欧州からの帰国はスペイン、ポルトガル、英国の順で多く、養育権係争の増加はこれに比例している。係争はポルトガル、スペイン、ドイツ、イタリアが多く、欧州以外では米国とアルゼンチンが目立つ。
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