ブラジル・サッカー連合(CBF)は14日、ブラジル代表監督のドゥンガ氏(52)の退任をホームページで発表した。8月に開幕するリオ五輪のブラジル代表監督も交代となる。
1994年のワールドカップ(W杯)米国大会で主将として優勝に貢献し、日本リーグのジュビロ磐田でもプレーしたドゥンガ氏は、2006年に代表監督に就任し、10年のW杯南アフリカ大会で準々決勝で敗退した後に退任。14年W杯ブラジル大会後から再び代表監督を務めてきたが、今月12日、米国で開催中のコパ・アメリカ・センテナーリオでペルー戦に敗れ、1987年以来の一次リーグ敗退となっていた。18年のW杯ロシア大会南米予選でも現在6位と低迷している。
国内メディアの報道によれば、CBFは後任監督としてコリンチャンス現監督のチテ氏(55)を検討しているとされる。同氏は14日夜にリオのCBF本部でデル・ネロ会長らと会合したが、15日午後時点でも後任は発表されていない。
2016年6月16日付