デイビットのブラジルいろいろ日記

デイビットの思いつくままなんでもかきます

バツイチ刑事の捜査記録ー帰国

2008-11-02 12:38:02 | Weblog
ブラジル人の夫婦が高木を訪ねてきた。エルビスとエリザと名乗った。

高木とは顔見知りで家も近くだと言う。

高木が『エルビスさんどうしたんですか』と聞いた。

エルビスが『娘のチズコが死んだのは高木さんも知っていると思いますが警察も学校も自殺だと言ってるがそうではない殺されたんだ、間違いない』と涙を流していった。

『どうして殺されたと思うのですか』と高木がきくと

『日本に来てもう6年たつ来年はブラジルに帰るので楽しみにしていた。
それに将来は通訳になりたいと言って勉強していたので自殺は考えられない、死ぬ前にブラジルに電話していたがじいちゃん、ばあちゃんとも
来年は帰るといって楽しみにしていた。』というのである

武田が『学校でいじめられてたという事はないですか』ときいた。

エリザが『分からないけど日本語がへたなので外人と言われていたようです友達もあまりいなかった様です』

『捜査してみましょう心配しないで』と高木が励ますようにいった。

そしてエルビスとエリザは高木と武田の手を握り何度も頭を下げてかえっていった。

金課長が聞き込みに行くよう指示した。

高木と安達はチズコが通っていた中学校で担任の連藤教諭から話をきいた。

連藤は『目立たないおとなしい子でしたが部活の卓球部もがんばっていたのでいじめはなかったのでなんで自殺したか分からない』といった。

校長の横河も『いじめは考えられない』というのである。

高木と安達は友達関係の聞き込みをはじめた、そこで気になる証言を得たのである。

ジズコの通っていた学校にもう1人ブラジル人の子供がいた。ジュリア

と言ってチズコより1歳したの中学1年で普段もよく話すといっていた

ジュリアによると『クラスや部活に嫌なこがいて学校に来るのが嫌になる

といっていた』というのである。

一方武田は八木と地元の警察に来ていた。

少年課の丸山刑事が『学校の屋上からとび降りたようだった。靴もそろてあり遺書もあったので自殺と断定した』と言う

武田は『捜査はしたんですか、友人関係とかに聞いてみましたか』ときいたが

『別に捜査はしてないです、遺書もあるし学校関係者もいじめもなにもないというので』と言った。

武田は少し腹が立った『捜査も聞き込みも何もしないでそれだけで

自殺と決め付けたんですか』と怒鳴りつけるようにいった。

すると丸山が『捜査しなくてもあれは自殺でしょう』といったので

武田も八木も怒って警察をでた。

武田と八木も同級生や近所の聞き込みを始めた。

高木と安達は部活の関係者を調べていた。そこでもまた重要な証言をえたのである。


きょうはここまでまだありますのでよろし

 
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