デイビットのブラジルいろいろ日記

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息子が母親を監禁=聖州 残飯と汚物まみれで発見

2012-03-05 14:26:50 | Weblog

聖州ソロカバ市に住む81歳女性が自分の息子によって自宅内に監禁されていたことが判明し、伯国内で話題となっている。1日付エスタード紙が報じた。

この女性が監禁されていたのはソロカバ市ジャルジン・ノーバ・マンチェステル区内の一軒家で、扉と窓には鎖と南京錠がかけられていた。さらにこの女性は、残飯と自身の排泄物によって劣悪な衛生状態のままベッドに寝ているところを発見された。

室 内にはよどんだ空気が充満し、軍警察官が2月28日に女性を救出した際は脱水症状により衰弱していたという。すぐに市内の病院に搬送されて緊急入院した が、いまだに衰弱状態が続いている。警察では、母親を養っていたとされる44歳の息子から事情聴取を進めているが、同容疑者は「母親が自宅から出たくない と言ったため、安全のために鍵をかけて監禁状態にした」と供述している。

同容疑者は、母親を監禁していた家と同区内のコンドミニオ住宅街で暮らしており、「母親は歩くことも困難で1日に3回食事をさせていた」と語っている。容疑者には3人の姉妹がいるが聖市に住んでいるため、母親を訪ねに来ることは少なかったとしている。

この息子は警察によって保護責任者遺棄罪、誘拐罪、監禁罪の容疑で現行犯逮捕されたが、すでに釈放されている。伯国の刑法では、被害者が家族の場合は懲役5年以下の実刑となる。

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