お久しぶりです。2年生の松林です。
遅くなりましたが、先週の野北でのクライミングについて書かせていただきます。
今回は私と安平先輩、楠田くん、坂尻さんの4人が参加しました。 坂尻さんはクライミングが初めてだったので、1時間ほど懸垂下降の練習をしてから崖に向かいました。この日、懸垂下降の支点を初めて構築しました。上級生になってから早数ヶ月、隊の先導だったり、リードを行う機会が多くなってきました。できることが増えるのは楽しいですが、やはり責任と緊張がつきまといます。
崖を降りてからは私がルンゼのリードを行い、坂尻さんに登ってもらいました。初めてのロッククライミング、しかもそれが野北だったのでかなり怖がっている様子でした。他の1年生がそつなくこなすので忘れていましたが、まあ、これが普通の反応でしょう。
ルンゼが終わってからは左の凹角のリードをまた私が行い、次は楠田くんに登ってもらいました。楠田くんはクライミングを始めてからまだ数回程度でしたが一発で登りきりました。ここは私が去年苦戦していたところなので、すごいなぁと下でビレーをしながら感嘆していました。
新入生が一通り登り終わった後は今度は私と安平先輩でマルチを行いました。フォロワーの方は前の週にやっていたのですが、上級生ということで最後のピッチはリードをすることに。
手順は理解していたつもりでしたが、実際やってみるとセルフは取れない、ザイルが回収できないなどとトラブルだらけでした。安平先輩、下で長時間待たせてしまって申し訳ありません。
この日の最後に、楠田くんには安平先輩とマルチを、坂尻さんには二段ハングの右に挑戦してもらいました。坂尻さんは私もかつて苦戦した核心のところで行き詰まっている様子でした。彼女を見ていると去年の私を思い出してしまいます。私でもこの一年でかなり成長できたので彼女には今後とも頑張って欲しいです。
今回の練習は上級生が2人だけだったので出来ることは少なかったですが、必要最低限はできたのでとても充実した1日でした。来年は私が最上級生になります。その時に少しでも楽ができるよう、1年生への指導と自分自身の鍛錬に励みたいです。
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