【サラートゥ=ル=ジュムア(金曜合同礼拝)と金曜日に関連したマナー】
計15項目
①木曜日から、また(金曜)前日の夜から金曜日を迎えるための準備に取り掛かること。
準備とは、掃除、洗濯など。
②金曜当日に、グスル(沐浴)をすること。サヒーハイン(アル=ブハーリーとムスリム)に由来。サラーに出かける直前に済ませるのが最も良い。
③体を清潔にすること、爪を切ること、スィワーク(ミスワークを使った歯の掃除もしくは普通の歯の掃除)、ゴミの片付け、香り付け、持っている服の中で最も良いものを着ること・・・などで、美しくあろうとすること。
④金曜のサラーに、タクビールを唱えながら歩いて行くこと。
⑤人で混んでいるところに無理やり入らないこと。二人でくっついているところに割り込まないこと。すいている場合は別。
⑥サラー中の人の前を横切らないこと。
⑦(サラーでは)最前列を求めること。
⑧イマームが現れたら、任意のサラーと、ズィクルを停止すること。そしてアザーンに応えること、説教を一生懸命聞くこと。
⑨ジュムア後、望むなら、2ラカー、または4ラカー、または6ラカーのスンナのサラーをすること。
⑩アスルが行われるまで、マスジドに留まること。マグリブまで留まるならさらに良い。
⑪金曜日という尊い時間を、心の同在とズィクルをもって大切にすること。
⑫預言者(平安と祝福あれ)祈願を多くすること。罪の赦しを求めるサラーを行うこと。
⑬洞窟章を読むこと。クルアーンを読むこと。
⑭可能な限り、サダカをすること。マスジドの外でサダカを。
⑮金曜日を来世の行いに割り当てること。そして現世のための行いを止めること。
イブン・クダーマの「求める者たちの道しるべ」より