人生、失敗しちゃった~ニート後遺症 闘病記~

十数年のニートをやめて一年。ニート後遺症と戦う、ニート研究家。

元ニートの自殺願望分析1「現実と直面するのやーめた」

2016年03月15日 | 元ニートの自殺願望分析
ニート後遺症・闘病記、というカテゴリでも触れたように、「自殺願望」なんて物騒なものがあるんです。厄介なことにこれが頻繁に顔を出す。出しては巻きついて離れない。ちょっとしたホラ―。ちょっとしたどころじゃなくて、我に返った時の悪寒といったら。逆に笑ってしまうくらいの恐怖。まだこいつに恐怖を感じられるので少し救われた気になりつつも、これはダメだとうなだれます。

結局、ニートになった時と同じなんですね、これ。
「現実から逃げたい」。これに尽きるんです。
俺がニートになった理由は、ニートの誰しもがそうであるように若干複雑ではあるんだけど根っこの部分はこれ。
自覚はしてないものの「現実と直面するのやーめた」とふん切った時期があって、そうなった後ってホントに楽になったのを覚えてます。求人情報誌の愛読をやめて、家の家事に力を入れて、図書館で本を乱読して。夜21時は寝て朝4時半起床、ジョギング1時間、筋トレ1時間。そういう暮らしに突入しました。テレビはその頃から見なくなりました。今思うと、テレビの過敏な「流行」や「季節」の扱いがしんどかったんですね。ニートは、自分の時間の中で生きたい、楽しかった時期で止まってしまいたい願望を厚かましくも実行してしまった人間たちなので。(続)