人生、失敗しちゃった~ニート後遺症 闘病記~

十数年のニートをやめて一年。ニート後遺症と戦う、ニート研究家。

働けば壊れる弱者など社会には必要ないわけで 元ニートの自殺願望分析5

2016年03月24日 | 元ニートの自殺願望分析
もし、ニートが「予防」だったとした場合、ニートを辞めたらどうなってしまうのか。こころを病んで再びニートに戻ってしまうのか。それとも乗り越えて社会復帰できるのか(社会が許せばですが)。最終回へ突入してしまうのか。

「罹患」だった場合も大変ではありますが、こちらは「治療」して復帰、というルートがありますよね。「予防」だったら、ねえ。社会に帰ってきた途端におかしなことになりかねないので、難しい。
そのいい例が俺ですもん。多分俺は「予防」だったんだと思うんですね。で、再度働き出してから、ここで何度も言ってきたように「ニート後遺症」が発症しました。まさかの「自殺願望」まで抱えるようになりました。ニート時代には本当に心身ともに健康だったのですがこの一年で一気にずたずたです。そうやってずたずたになりながら生きている普通の人と足並みをそろえるのだからそうなって当然ではあるのですが、そこは個体差。それに耐えられないから「予防」したんだとすれば、のこのこ這い出してきたらそれはもう「罹患」して壊れていきますよね。普通の人よりもろいんだから。だから優しくして!とかではないです。ここはただの、現実の羅列。

世の中は弱肉強食。弱いものは喰われて死ね。それも正解でしょうし、社会にでて働けば壊れる弱者など、社会には必要ないわけで。そりゃあ死ぬしかないのも道理。かといって素直に死ぬのもどうかと思ってはいます。だから、なんとか自分を守りながら社会復帰してやりたいわけです。できることなら、いやがらせのように生きてやりたいわけですよ、強者さんたちの群れの中でさ。

もうどうあっても勝ち目はない人生なんですが、だからこそ、気分的に負けたままで死んでしまうのも嫌だったりします。どうやったら一矢報いたことになるのかなと、驚くほどムダで意味のないことを考えます。そんなん考える暇があったら求人情報みて働きなさいよと。思いつつも、そんなん考えないとほら、死にたくなるじゃないですかと。弱いな、俺。(続く)