そんな調子で時間を固定化して、現実、つまり流れていく時間、動いていく周囲の環境を一切無視、ないものとした生活は、驚くほど楽しい。当然、自由にできる金などないから、恥ずかしいことに親頼みの小遣い制を採用。一応自分のくそほどの名誉のために言っておくと、毎月1000円もらった!とかではなく、買い出しにいったりした時に一品、自分のものを買わせてもらうというような形。小学生中学生レベルだけど。あとはニートになる前に貯めた貯金を少しずつ使ったり。金がないから友人たちとはどんどん疎遠になっていったものの、テレビと同じ理由で、それはそれで気が楽になったりもしまして。友人たちはちゃんと働いているからちゃんと現実世界の時間に従って暮らしているわけです。俺はそこに乗っかってないのでまだ学生ノリ。ちょっと飯食おうぜってなっても100円ハンバーガーで済ませて平気。話題も、相変わらず漫画だ音楽だばかりの俺と会社の愚痴や仕事の展望なんかを語りたい友人たちとの間に大きなカベが。それでも会うと楽しかったんだけど、会うと楽しいとは違う部分、みんなちゃんと人生を進行させてるなあという感じがしんどくなっていた、ようです。当時はそれほど自覚がなかったもので。
というように「現実」から逃げて「時間」を止めて、が俺のニートの全て。
そもそもそんなに逃げたい「現実」があったのかとなるとまた、長い長い話になるのでそれは別枠でグチグチ語ることにして、「自殺願望」。
今、俺の「現実」は先細りしかない状態。金がなければどうにもならないのに働く場所もなければ過激な労働に耐える体もない。一日四時間の品出しで腰痛が慢性化しそうなんですもん。がっちり八時間肉体労働したらあっという間です。がらくたになるの。かといって多少なりと肉体負担のない仕事は全て落選。一日生きるとマイナス収支がふくらんでいく。とんだ闇金融にとっつかまっちゃいました。その闇金の元締めってのがここ十数年の自分だってのがもう、情けないやらばかばかしいやら。もちろん、一日一週間一年と過ぎれば過ぎるだけ就職への壁も高くなる。
こんなこと書いてる場合じゃねえなあと吐きそうになりながらも、止まらない筆に任せて続けます。
(続く)
というように「現実」から逃げて「時間」を止めて、が俺のニートの全て。
そもそもそんなに逃げたい「現実」があったのかとなるとまた、長い長い話になるのでそれは別枠でグチグチ語ることにして、「自殺願望」。
今、俺の「現実」は先細りしかない状態。金がなければどうにもならないのに働く場所もなければ過激な労働に耐える体もない。一日四時間の品出しで腰痛が慢性化しそうなんですもん。がっちり八時間肉体労働したらあっという間です。がらくたになるの。かといって多少なりと肉体負担のない仕事は全て落選。一日生きるとマイナス収支がふくらんでいく。とんだ闇金融にとっつかまっちゃいました。その闇金の元締めってのがここ十数年の自分だってのがもう、情けないやらばかばかしいやら。もちろん、一日一週間一年と過ぎれば過ぎるだけ就職への壁も高くなる。
こんなこと書いてる場合じゃねえなあと吐きそうになりながらも、止まらない筆に任せて続けます。
(続く)