右手親指が曲がらない。
「あ。。ばね指というか
腱鞘炎で熱を持ってしまい
日常生活に支障がでてきて
整形外科で注射を打ったんですけど。
熱と痛みはなくなったけど
曲がらないですね」
と答える。
「なんで整形外科に行くの。。。
熱があってもここに来なくちゃ。
普通の人のばね指と透析の人の
ばね指は違うんだよ」
といわれ言い訳にする私。
「いや。。
胸のCTを撮ったら
肩の滑液包炎が見つかって
整形に行って、そのついでで。。」
うそです。
肩は我慢できるレベルで、
指がどうしようもなくなって
ついでに肩を診てもらったのが
本当です。。。
「そんなもん、絶対アミロイドだよ。
肩も整形外科にいっちゃだめだよ。
院長先生に
ばね指と肩の痛みは
こっちに送ってって言っておいてくれる?」
と営業モードに。。。
駅に近くて交通の便が良いけど、
最寄り駅までが遠い人にとっては
車でさっと行ける近隣の病院に
行ってしまいがち。。
よって後が続かない。
「肩か、肩のレントゲンを撮るか」
「肩はここに来た時に
痛いと申告して
レントゲンを撮っていますよ」
画像を見て
「きれいだな。。。。
肩の可動域をみてみるか」
と整形外科でもやる可動域の検査。
「え。。。そんなに動いちゃうの?
肩の痛みアミロイドじゃないかも。」
正常値も良いところ。。
ばんざいもへっちゃら。
「もしアミロイドだったら
ストレッチがよく利くから
ストレッチをするように」
と再度ストレッチの指導を受ける。
ストレッチがアミロイド対策になる????
「さて、指は重症だな。
かくかくもしないなんて。。
薬はかわってないよね。
(血液さらさらは飲んでない)
今日は車で来た?電車?
電車か。
よし!
今から手術をするぞ」
「え!!!!!!!!」
「重症だし、条件はそろった。
まさかの展開だな。
普通は左手をしてから
右手をするんだけど。
そんなことをいっている場合じゃないし」
結局、最初から左手のばね指の手術を
計画していて、その後、右手もするつもり
だったのね。。。。
そしてその場で身柄確保となった。。。
つづく。。。。。。。