来週、九州交響楽団は「火の鳥」を演奏するクラシックコンサートを立て続けに開催されますが、その予習になる動画があります。
それは「NTTデータ」主催の「NTT DATA CONCERT OF CONCERTS Opus26」。NTTデータが毎年開催しているクラシックコンサートですが、今年はコロナ禍のため、一般チケット発売の代わりに、日本全国に無料で動画配信して下さるという太っ腹な事をして下さっており、地方在住の者にとっては嬉しい限りです。
というのも、この舞台に立つ「ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ」は「日本を代表するオーケストラのコンサートマスター、首席奏者たちが一堂に会するオーケストラ」とされており、いわば「ナショナルチーム」といえるかもしれません。
そこに選ばれた指揮者は、大友直人さん。9月23日に「福岡サンパレス」、9月25日に「北九州芸術劇場」で開催される九州交響楽団のコンサートで指揮を執られる方です。公式サイトに演奏者の名簿は見当たりませんが、名誉な事であり隠す必要もないのでしょう、所属される団体やご本人がファンに情報提供して下さっているケースがあり、九州交響楽団からは、クラリネットの首席不在の中、名簿筆頭となっている荒木こずえさんが「バスクラリネット担当」として選出されました。
また、先日開催された九響の定期演奏会「コバケンの我が祖国」で、客演奏者としてクラリネットのソロを務められた、神奈川フィルハーモニー首席の齋藤雄介さんも「2番クラリネット担当」として選出されていました。
そして、演奏された演目の中には、上記コンサートで演奏される「火の鳥」も含まれており、場面ごとに分かりやすい字幕が付いています(動画は下のリンクから見られます)。
NTT DATA CONCERT OF CONCERTS 2021|NTTデータ
先にこれを見てしまうと、耳が肥えてしまって、九響の演奏に感動出来なくなるのではないか… という心配も一見ありそうですが、素人的には大丈夫だと思ってます。なぜならば、ハイレベル同士の比較になると、GACHTさんにしか違いが分からないくらい、遜色ないからです