福岡応援blog

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モンドセレクション金賞受賞の辛子高菜

2025年02月23日 | グルメ

福岡グルメといえば、真っ先に思い浮かぶのは「豚骨ラーメン」。その主役は、クリーミーな豚骨スープ&ストレートな細麺といえるでしょう。でも、ラーメンの味をより引き立てる名脇役がいることを忘れてはいけません… その一つが「辛子高菜」です。

先日、博多駅の商業施設「マイング博多」を歩いていたときのこと。お菓子が並んでいるコーナーに混じって異彩を放っていたのは「モンドセレクション金賞受賞」の文字が書かれた「辛子高菜」でした。春日市の企業「樽味屋」が手がけた一品で、気になったので、迷わず購入。自宅で試してみることにしました。

箸でひとつまみ取り、ご飯の上にのせて口に運ぶと、しっかりとした旨味を感じます。とはいえ、しっかりとした辛味があるので、一気に食べるのはなかなか難しい。少しずつ長く楽しめるのが、また嬉しいポイントです。

「この味、どこかで食べたことがあるような…?」と思ったら、ラーメン店で提供される辛子高菜の味にそっくりでした。調べてみると、樽味屋の辛子高菜は業務用としても販売されているとのこと。もしかすると、福岡のどこかのラーメン店で、使われているのかもしれません。

この辛子高菜、ワンコイン前後で購入できるので、見つけたら是非試してみてください。

 

 


インド料理の美味しい店 ~スラージ~

2025年01月25日 | グルメ

福岡市の中心部「アクロス福岡」の正面近くに広がる「水鏡天満宮」横の小道は、個性的な飲食店が立ち並ぶエリアとなっています。そんな中でひときわ注目したいのが、インド料理店「スラージ」です。

コロナ禍の間「スラージ」は、テイクアウトでの販売をしていました。メニューは、サフランライスとカレーをセットにした「カレー弁当」や、インド風チャーハンの「ドライカレー」、スパイシーな「タンドリーチキン」などで、どれを選んでも間違いなく美味しかった。

しかし、このお店の更なる美味しさに気付いたのは、その後「野菜カレー」を食べた時でした。自宅でカレーを作る時や、お店でカレーを注文する時、肉が入っていないと物足りなく感じてしまうもの… ですが、スラージの「野菜カレー」は、肉も魚もエビも入っていないのに、スパイスの力だけで美味しく仕上がっているのです。

アクロスに行かれることがありましたら、ぜひ一度「スラージ」に足を運び「野菜カレー」を食べてみてください。

 

 


冷え対策

2025年01月24日 | グルメ

茅乃舎の「混ぜご飯の素」を使った、生姜ご飯をいただきました。麻婆豆腐やチゲ鍋やスリランカカレーを食べた時のように、一口食べただけでも体が温まり、生姜がたっぷり使われている事が分かりました。

実は過去に、自分で生姜ご飯を作ったことがあるのですが、正直なところ、あまり記憶に残っていないのです… きっと、味の印象が薄かったのでしょう。それに比べて、こちらは、お代わりしたくなるほどの美味しさです。

特筆すべきは、具材が生姜とゴマだけというシンプルさ。それなのに、しっかりとした旨味が感じられるのは、きっと「だし」の効果なのだろうと思います。

その説が合っているかどうかを確かめるべく、冷蔵庫に生姜が余っている時「茅乃舎のだし」とゴマを加えて、もう一度作ってみたいと思いました。

 

 


バレンタインの下見

2025年01月23日 | グルメ

最近では、バレンタインやお歳暮といった贈答文化が廃止される流れがありますが、新しく配属された職場の様子を伺ってみると「全員には配っていないけど、上司にだけはあげている」「他の人もあげているみたい」といった声が。また、仮に贈るとしても「誰と誰に贈り、誰に贈らないか」の線引きに迷います。そんな時は、男女関係なく全員に「個包装のお菓子」を配るのも、現実的な選択肢の1つといえるでしょう。

バレンタインが近づくと、各デパートでは世界のチョコが集まるフェアが開催され、多種多様な味を楽しめます。しかし、味見を重ねるほどに、日本のチョコの素晴らしさを実感してしまうのです。海外のチョコレートは、生クリームをたっぷり使った濃厚な甘さが特徴ですが、日本のチョコは、抹茶やきな粉を使っており、個性が輝いています。さらに、粟を使ってサクサク感を出したものや、大豆を使用した商品など、健康面に配慮されたものも多く、それでいて結局一番、日本人の口に合います。

そして「個包装」のお菓子で「贈答用」といえば、おみやげショップに並ぶ「銘菓」が思い浮かびます。今の季節、スポンジケーキやパイや饅頭の中にチョコが包まれた商品が多く出ており、年齢層の高い職場には、むしろこっちの方が喜ばれるのではないか、と感じます。

現在注目しているのは、モンドセレクション金賞受賞の「博多の女」でおなじみの「二鶴堂」が発売している、チョコレート入りミニカップケーキ「チョコっと博多」。また、福岡ならではの「あまおうチョコレート」も候補の一つです。可愛らしいピンク色と、フルーティーな味わいが女性に喜ばれそう。石村萬盛堂のチョコマシュマロは、箱が豪華で、食べた後も小物入れとして使えそうな高級感。これは自宅向けかな。

まだ少し時間があるので、地元の銘菓が集まる「博多マイング」で、じっくり探してみる予定です。バレンタインをきっかけに、地域ならではの銘菓や新しい味に出会えるのも、この時期ならではの楽しみです。

 

 


チロリアンとヨーデルン

2025年01月12日 | グルメ

福岡には、沢山の銘菓があります。その中で愛され続けてきたお菓子のひとつが「千鳥饅頭」が作っている「チロリアン」。最近「チロリアン」が「ヨーデルン」に名称を変更するという話題をきっかけに、その背景を調べてみると、思いもよらぬストーリーがある事が分かりました。

千鳥饅頭を最初に作ったのは、佐賀市で和菓子店を営んでいた「千鳥屋」の創業者。その方には優秀な子供が沢山いたため、複数の息子が事業を継承し、現在の「千鳥饅頭総本舗(九州担当)」「千鳥屋本家(九州担当)」「千鳥屋宗家(関西担当)」「千鳥屋総本家(関東担当・倒産)」などが誕生したそうです。そして当初は、販売エリアを分け合う形で事業を進めていたといいます。

しかし、時代とともに世の中のルールが変わってきて、同じような商品を異なる会社が(エリアを分ける形で)販売することが難しくなってきました。そのため、屋号の「千鳥屋」を引き継ぐ「千鳥饅頭総本舗」が「チロリアン」としての販売を継続し「千鳥屋本家」が、名称を「ヨーデルン」に変更して発売する事となったようです。

「チロリアン」は、ロールクッキーの中に甘いクリームが詰まったお菓子で、グリコの「クリームコロン」を思わせる懐かしさと、贈り物にしたくなる高級感があります。プラス、キャラクターやCMソングも、かわいくて最高です。そして、似たような商品を販売し続けている「千鳥屋」関連企業には、先代のお菓子を継承したい、という共通の思いが感じられます。

しかし、ブランド力の高い商品であるがゆえに、さらに進化したバリエーションを期待してしまうのも、否定できないところです… 例えば、クリームチーズ入りや、カフェスタイルの店舗、キャラクターグッズの展開など、でしょうか… 千鳥屋の企業たちが、それぞれの個性を活かしながら、未来へ向かって発展されるといいな、と思います。

 

チロリアン新CM「動き出すチロリアン」編