福岡応援blog

素敵な場所や美味しいお店、応援したいアーティストやスポーツ選手などの情報を中心に、福岡の魅力を発信しています。

明太子焼きそば

2025年03月22日 | グルメ

博多といえば、やっぱり「明太子」。お土産の定番としても有名ですが、最近その明太子が、意外な形で話題になっています。日清焼きそば「UFO」から登場した「明太子焼きそば」が、驚くほど美味しいのです。

よく考えてみれば、パスタに合う明太子が、焼きそばと合わないはずがありません。むしろ、明太子ソースがお皿に残らず、麺にしっかりと絡まっています。「なぜ今まで、この組み合わせがなかったのか?」と不思議に思うほどです。この美味しさに感動し、自分でも手作りしてみることに。福岡の明太子は、旨味成分がたっぷりなので、ダシを加える必要がなく便利です。

さらに今回、刻み海苔の代わりに、和白干潟での繁殖が問題となっている「アオサ」を活用してみました。明太子とどちらが主役か分からないくらい、贅沢に使用。海苔よりも鮮やかな緑色が料理を引き立てるだけでなく、海の香りが加わることで、博多らしさが増幅します。しかもアオサは栄養価が高く、毎日少しずつ取り入れたい「海藻」のひとつ。食卓で気軽に摂れるのは嬉しいポイントです。

最後に、アクセントとしてレモンを添えてみたところ、爽やかな酸味が加わり、見た目も華やかに。明太子焼きそばは、新しい「博多グルメ」の可能性を感じさせる一品です。皆さんもぜひ、注目してみてください。

 

 


九州交響楽団を支えている企業様 ~な行~

2025年03月20日 | 音楽

福岡の音楽文化を支える存在として「九州交響楽団」の存在は欠かせません。その主な仕事は、定期演奏会の開催に加え、福岡県内の中学生に音楽の授業を届ける事です。そして、その活動を支えているのは、音楽を愛し、地域の文化に貢献する多くの企業・法人様です。

今回は、九州交響楽団を後援している法人会員の中から「な行」の企業・法人をピックアップさせて頂きます。なお、情報は、2024年11月10日時点のものとなっています(名称を目立たせるため、法人格・敬称は省略)。

  • 長尾病院
  • 中村学園
  • ナフコ
  • 西区フィルハーモニーオーケストラ
  • 西鉄エム・テック
  • 西鉄エンジニアリング
  • 西鉄バス二日市
  • 西鉄ビルマネージメント
  • 西鉄ホテルズ
  • 西日本シティ銀行
  • 西日本シティTT証券
  • 西日本新聞社
  • 西日本鉄道
  • 西日本プラント工業
  • 西日本ユウコー商事
  • 西日本技術開発
  • 西松建設 九州支社
  • ニシム電子工業
  • 日本乾溜工業
  • 日本郵船 九州支店
  • ニッポンロジ
  • 日本音楽家ユニオン 九州交響楽団
  • 日本旅行 公務法人営業部

このリストをみてみると、金融・運輸・教育・建設・メディアなど、幅広い業界の企業が名を連ねている事が分かります。就職・転職活動の際、企業理念を重視する人は多いですが、このようなリストに注目すれば「自分と価値観が合い、なおかつ経営が安定している企業」を効率よく見つける事が出来るのかもしれません。

 

 


大名ガーデンシティと白い獅子

2025年03月16日 | その他文化

福岡の新しいランドマーク「大名ガーデンシティ」を訪れた際、ひときわ目を引くアート作品がありました。それは、真っ白な獅子のオブジェ。堂々とした佇まいで横たわり、訪れる人々を迎えていました。誰の作品かと思って説明を読んでみると、なんと「第30回・福岡県文化賞」を受賞した博多人形師・中村弘峰さんでした。

このオブジェがどのように制作されたのかは分かりませんが、まるで干支の置物を「ドラえもん」のビッグライトで大きくしたような、親しみやすさと存在感を感じました。

私が、美術館や博物館の前に設置されたアート作品を目にして思うのは「地元アーティストの作品が、どうしてもっと飾られないのだろう?」ということです。海外や国内有名アーティストの作品も素晴らしいのですが、国内外から福岡を訪れる観光客は、もっと福岡らしいものを見たがっているのではないだろうか? と思うのです。

その点、福岡には「博多人形」という、素晴らしい造形アートがあります。これを大きなオブジェにして街に飾ることは、福岡らしさを表現するうえで、とても魅力的なアイデアだと感じます。大名ガーデンシティだけでなく様々な所に、地元の博多人形師がデザインしたアート作品が設置されたら、福岡の街がもっと楽しくなりそうだな、と思いました。

 

 


幸せの青い鳥

2025年03月11日 | 日記

近所のリサイクルショップをふと訪れたときのこと。骨とう品コーナーを眺めていると、ガラス製の青い鳥が目に留まりました。どこか懐かしく、それでいて気品のある佇まい。値札を見て驚きました。たったの3桁です。

というのも、これは「マルティグラス」の製品だったからです。マルティグラスとは、福岡県の伝統工芸として知られるガラス工芸のブランドで、複数の色ガラスを重ねる独自の技法によって生み出されます。母がファンだという事もあり、この青い鳥を、我が家へお迎えすることにしました。出窓に置いてみると、複層ガラスならではの輝きが、日差しによく映えます。

後から気になって、オークションサイトをチェックしてみると、マルティグラスの作品は中古でも数千円の価値があることがわかりました。もしかすると、福岡の人にとっては、マルティグラスは比較的身近な存在かもしれません。しかし、他県出身の若い古物商の中には、その価値を知らない人も多いのではないでしょうか。だからこそ、こうして掘り出し物に出会えるのでしょう。

マルティグラスの「青い鳥」は、意外と身近なところにいるのかもしれません。

 

 

 

 


九州最古のお寺 ~武蔵寺~

2025年03月03日 | 旅行

二日市温泉は、1300年以上の歴史を誇る九州最古の温泉地で、かつては太宰府政庁の役人や貴族が疲れを癒やしに訪れたといわれています。今でも多くの人が訪れ、温泉の効能を楽しんでいます。

温泉を楽しんだ後、徒歩約500mの距離にある「武蔵寺」へ向かいました。「大丸別荘」の前の大きな通りを(道路の下を通って)横断すると「天拝坂自然公園」があり、その隣に佇んでいます。

武蔵寺は「藤原氏によって建立された九州最古の寺」といわれており、境内には「藤原氏が自身の名前にちなんで植えた」という説のある、樹齢千年を超える藤の木があります。しかし、九州大学の研究では「蘇我氏によって建立された日本最古の寺」である可能性も示唆されており、歴史のロマンを感じさせる興味深い場所でもあります。

武蔵寺の近くには、菅原道真ゆかりの寺もあり、このお寺も「西の都」と関連があるのではないかと考えると、さらに興味が湧いてきます。「西の都」とは、平安時代に九州の中心都市として栄えた太宰府周辺を指す言葉ですが「太宰府天満宮」以外の歴史スポットにも、もっと注目が集まると良いなと思いました。