福岡応援blog

素敵な場所や美味しいお店、応援したいアーティストやスポーツ選手などの情報を中心に、福岡の魅力を発信しています。

焼き鳥の美味しい店 ~八兵衛~

2024年12月22日 | 日記

福岡で、ブランド力ナンバー1の焼き鳥店といえば、かつて、地元ローカルテレビ局の「焼き鳥が美味しい店」ランキングで1位に輝いていた「八兵衛」が候補に挙げられるのではないでしょうか。

以前から行ってみたいと思っていたのですが、常連のおじさん達で溢れていそう、高価なメニューしかなさそう、と躊躇していました。

そんな中、天神のソラリアプラザに店舗があるのを発見。明るく洗練された店構えで、覗いてみると、若い人や女性客が沢山入っていました。ランチタイムには、気軽に八兵衛の味を楽しめるメニューが提供されており、プチ贅沢を堪能する事ができました。注文したのは「焼き鳥4本セット(900円台)」。これに、300円で「ごはんセット(ごはん、味噌汁、漬物)」を追加すると、満足感たっぷりの定食になります。

今回は注文しませんでしたが、単品で、1本300円以上する高級串もありました。全てがロール巻きになっており、単に肉を串に刺しただけの料理でなく、こだわりの感じられる芸術作品のようになっていました。次回訪れた際は、単品も試してみたいと思っています。

 

 


百道のスケートリンクに行ってきました

2024年12月15日 | 日記

福岡タワー前に期間限定の屋外スケートリンクがオープンしたという噂を聞きつけ、早速訪れてみました。福岡タワーへは地下鉄「西新駅」からも「藤崎駅」からも徒歩でアクセス可能ですが、今回は「西新駅」で降りて向かうことに。

久しぶりに訪れた西新駅は、サザエさんのイラストで彩られており「西新サザエ駅」という別名を付けてもいいのではないか、と思うほどでした。このエリアは「サザエさん」の作者である長谷川町子さんが構想を練った場所とされています。そのため、駅から福岡タワーへ向かう道には、サザエさん一家の銅像が沢山設置されており、歩くだけでワクワクする気持ちに包まれました。

また「西南学院大学」の美しいレンガ造りのキャンパスも、目を楽しませてくれました。このエリアを抜けると、福岡タワーへ通じるメインストリートが現れますが、この西新駅から福岡タワーまでの道は「サザエさん通り」と呼ばれているそうです。

到着したスケートリンクでは、バンクーバーオリンピックで入賞経験のある元フィギュアスケーター、小塚崇彦さんが子どもたちに指導をされていました。さらに、イベントのオープニングで、華麗な滑りを披露された事を知りました。抜群の好感度と知名度を誇るゲストの人選に、しっかりした所が運営されているな、という印象を持ちました。

運営企業を調べてみると「JR九州」「西日本鉄道」「九州電力」「九電工」「西部ガス」「福岡銀行」「西日本シティ銀行」「紅葉八幡宮」などがメインとなっていました。また、100社くらいいたのではないかと思います、中小企業も数多く参加していることに感動しました。かつて、福岡市で唯一の通年スケートリンク「パピオアイスアリーナ(現:福岡オーヴィジョンアイスアリーナ)」が閉鎖され、スケート文化が衰退しそうになった時期がありましたが、そちらが復活しただけでなく、さらに盛り上がっている風景をみて、うれしくなりました。

実際にリンクで滑ってみると、久しぶりのスケートの楽しさを思い出しました。クリスマスマーケットも併設されており、夜まで賑わっています。きらびやかなイルミネーションに包まれた「福岡タワー」とともに、冬のデートスポットとして最高の場所になっていました。冬限定のイベントではありますが、こうした風景が毎年の恒例になるといいな、と願わずにはいられません。

 

 


福岡の制服と博多織

2024年12月14日 | 日記

ある朝、通勤電車で見かけた制服に目が止まりました。その制服には「博多織」のリボンが使われていたのです。思わず「どこの学校だろう?」と調べたものの、結局分からずじまい。もしかしたら高校ではなく、中学校や専門学校の制服だったのかもしれません。

しかしこの制服が、改めて博多織の価値を考えさせてくれました。博多織といえば「献上柄」と呼ばれる伝統的な模様が有名です。これは、一目見ただけで「これは(国指定伝統工芸品の)博多織」と分かるアイコン的存在。まるで世界の高級ブランドのモノグラム柄のように、その価値を主張しています。

考えてみると、日本には各地に素晴らしい伝統織物が数多くあります。しかし、柄を見ただけで「これはあの地域の織物だ」とすぐに分かるものは、意外に少ないのではないでしょうか。

今回見かけた制服がどの学校のものかは分かりませんでしたが、調べてみると、福岡の複数の学校で、博多織のネクタイやリボンが採用されているそうです。学生さんが大人になった時に「誇らしい気持ちになる模様だな」と思って下されば、この取り組みは成功なんだろうな、と思いました。

 

 


秋月で紅葉狩り

2024年12月08日 | 旅行

福岡の秋がようやく彩りを見せ始めた頃「紅葉の名所100選」に選ばれている「秋月城跡周辺」へ訪れました。

私は「博多駅」から出発しました。JR快速で「基山駅」まで向かい、甘木鉄道に乗り換え「甘木駅」へ。さらにローカルバスで「秋月」バス停へ向かう行程です。しかし、ここで思わぬ試練が。甘木駅でのバスの乗り継ぎが悪く、40分もの待ち時間が発生しました。待ち時間に立ち寄った観光案内所の方が「秋月観光」のマップを下さった事はラッキーでしたが、下調べをしておくべきだったと痛感。

さらに、やっと乗れたバスも途中で渋滞。秋月へ向かう田舎道に、多くの観光客が車で押し寄せたからです。途中のバス停で降り、徒歩で進むよう指示が出されましたが、これはむしろ幸運だったかもしれません。歩く道中で、レコードを流しているのかと思うほどの美声が聞こえてきたからです。思わず立ち止まると、ギターボーカルとピアノのユニットが、昭和フォークソングを演奏していました。ずっと聴いていたかったのですが、1曲聴き終わったところで、本来の目的を思い出し、そちらに向かうことに。

「秋月城跡」に到着すると、目の前には見事な紅葉が広がっていました。福岡城同様、天守閣は現存しませんが、残された石垣と門が歴史を物語っていました。有名な「黒門」をくぐった先には、予想外の光景が。石垣に囲まれた中に建っていたのは「垂裕神社」と「秋月中学校」の木造校舎でした。そして、神社の境内でもあり、観光地でもあり、校庭でもあり… という感じの、不思議な空間が広がっていました。

多くの観光客が長い列を作り、質素な本殿を参拝していました。しかしそこには、ご朱印を頂く場所も、お守りを売っている場所もなく… 代わりに、神社を出たところにある寺で(観光記念としての)ご朱印を頂きました。しかしその後「黒門茶屋」の隣あたりにある売店にて「垂裕神社」のご朱印が販売されているのを発見。結局、そちらでも頂くことに…

今回の小旅行では、実際に行ってみなければ分からない発見が色々とありました。が、秋月城跡は、紅葉の名所だけでなく「桜の名所」としても知られています。次回再び訪れるための、予習になる旅でもありました。

 

 


英彦山の味・しいたけ茶漬け

2024年11月30日 | グルメ

美しい自然に囲まれた英彦山は、沢山の発見と感動を与えてくれる場所です。「英彦山神宮」を参拝した帰りに「英彦山スロープカー」に乗り「花駅」で降りたところで出会った味覚をご紹介します。

ここには、かつての小学校の校舎があり、現在は売店や郵便局、食堂などが運営されています。この場所は、地域の文化や歴史を感じられるスペースとして機能しています。さらに、日によってはワークショップも開催されているようで、地元の魅力を深く体験できるスポットとなっています。

そこに立ち寄った際、売店で目に留まったのが「しいたけ茶漬け」という瓶詰めでした。添田町で採れた原木椎茸を主原料にした佃煮で、地元・添田町の「農産加工センター」で製造されていると書いてあります。そのため「ここでしか買えないアイテムかも⁉」と思い、思わず購入しました。価格もワンコイン程度と手頃でした。

そして、この「しいたけ茶漬け」は、原材料も注目すべきポイントです。昆布・鰹節・きび砂糖・丸大豆醤油・本みりん・米酢・清酒と、どれも体に優しい自然なものばかり。

自宅に帰ってから、早速味わってみました。梅おにぎりと一緒にしてみたのですが、この組み合わせが驚くほど絶妙! 梅の酸味としいたけの旨味が相まって「梅かつお」のような美味しさになっていました。よくよく考えてみれば「山のもの」同士の組み合わせなので「梅かつお」以上に相性は良いはずです。

英彦山を訪れた際は、地元の豊かな自然と知恵が詰まった「しいたけ茶漬け」を、ぜひ手に取ってみてください。